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おはようございます。
今日も練習しましたか?こちらは30kmペース走@3'58をしました顧問の練習メニュー5月4日。
さて、仏子に来ている木村家一行ですが、今日は奥さんの弟に会いに行きます。
彼は大東文化大学で箱根駅伝を走り、7区区間十傑にも残っている記録の持ち主(21.3km 1時間3分36秒)で、実業団HONDAを経て、現在教職をとるため大東文化大学に戻っています。今は大学で、選手達と練習をしています。しばらく本格的な競技からは遠ざかっていましたが、あっという間にスピードが戻ってきています。こちらからすると驚異的なスピードですが、本人に言わせるとまだ現役時代の半分も戻っていないと言います。それでもやっている練習が半端ではありません。やっぱり強い選手は練習から生み出されるのだと実感します。それと同時に、彼の精神力の強さには毎回驚かされます。自分の限界を毎日の練習で越え続け、それを何年も繰り返してくるなかで、身に付けてきたのだと思います。
それでも、今日はオフですし、気楽に遊びに行ってきます。
さて、木村家一行がお邪魔すると、弟のお客さんとしてHONDAの選手の金塚君が来ていました。1500M 3'50"71、5000M 13'51"62、10000M 28'25"34の選手です。金塚君は弟の大東文化大学での後輩にあたり、今年のお正月に初めて仏子の実家で会いました。きちんとした挨拶のできる素敵な青年です。やはり、勝負の世界、極めていく人はみんなに共通するのは、礼儀正しさ、目力、ポジティブシンキング、だと思います。毎回の練習でも最後頑張るか、あきらめるかの境目は、なにごとにも前向きにチャレンジできる考え方の持ち主となれるかどうかです。みんなも日頃から、日常生活を通じてこのような気持ちの持ち方を鍛えていきましょう。
大東文化大学と法政大学と言えば、毎年の箱根駅伝予選会で競い合うライバルというのが一般的なイメージですが、木村家にとっては、自分の母校であり付属校である法政、そして奥さんと一緒に箱根に応援に行っていた第2の母校である大東文化大学、ということで、紺とオレンジ、ライトグリーンは大好きです。何を隠そう、自分の今春のウェアはライトグリーンです。
箱根を目指す選手達はGWも解散なしで毎日練習しています。半年後の舞台を目指して、実力者達がさらに磨きをかけているわけです。大東に入った市田兄弟、そして法政の西池、今から箱根が楽しみで仕方がありません。是非、大東も法政も予選会をぶっちぎりで勝ち抜き、箱根での活躍を全国のファンに見せてほしいです。
そして、いつの日か、この部活からも伝統の襷をかけて走る選手が登場することを祈ってます。

トロフィーを持っているのが金塚君と左側が金塚君の奥さん。関東インカレ優勝の時のトロフィー。長男拓未の後ろが奥さんの弟(純一)、奥さんのお母さん、奥さんと次男優斗、一番右が純一の奥さん。

虫大好き次男、視線は常に下。

畑で転がった次男に綿毛。

ハッピーセット、仮面ライダー大好き

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おはようございます。
今日も空模様とは関係なく、晴れ晴れした気持ちでスタートできました→顧問の練習メニュー5月7日
部活では昨日ポイント練にしたので、今日は準ポイント練、もしくはジョックメニューとなる予定です。
予定は未定。天気次第でどうなるかわかりません。
<放課後の部活>
残念ながら雨が降っていたので、今日は藤原新選手の特集をみんなで鑑賞する日としました。実業団から独立して、食事の準備、練習メニュー、全てを自分で考え、準備する状況の中で光るアスリート魂を見ました。どうすればケニア人の走りに近づけられるか、最後にある結論を出します。「もしかしたら間違っているかもしれない、でもそういう失敗を今まで何百回と繰り返してきた」、と言っていました。「ケニア人と日本人は骨格から心肺機能まで全てがそもそも違うから、と見ている人は言うかもしれないけど、それをやる側の選手が認めてしまったら、それこそスタートラインに立つ必要がなくなる」、とも言っていました。
海外のスポーツ生理学の文献で、VO2Max(最大酸素摂取量)と長距離運動能力の関係について、一般的にいわれているような関連性は実はない、という発表をデータを用いて説明していましたが、その中で言われていたのも、「もしVO2Maxや持ちタイムで全てが決まるのであれば、そもそもレースをする必要がない。データ表を見て一番の人に金メダルをかけていればいい」と。
ケニア人の強さにはもちろん身体的なものもあると思います。でも、スポーツ心理学の観点では「才能なんてない」というのが前提になっています。「全て練習によって生み出される」ものなのです。また、どれだけその競技に自分の全てを捧げられるかということが大切です(commitment)。ケニア人の選手と、日本人の選手、生まれたときから成長し、選手としての自覚が芽生えるまで、走ることに時間と情熱をより費やしているのはどちらなのでしょうか。
フルマラソン世界記録保持者のゲブラシラシエ選手は、6歳の時から小学校に通うため片道10kmを教科書を片手に持ちながら裸足で走っていたと言っています。人は恵まれない環境から貪欲さを学び、あらゆることに対する感謝の気持ちを抱きます。それがモチベーションとなったとき、信じられない力を発揮するのです。
ケニアに生きる人々にとって、毎日が日本人のそれとは全く違う、日本人からすれば困難なことの連続です。しかし、その中で自分の将来を変えるために走ろうという決意をした人たちの走ることにかける時間、想いは凄まじいものがあります。実際、日本人が苦しいと感じているとき、同じ心拍数でもケニア人は苦しくないと言います。これは体の問題でしょうか?
改めて言います。「才能なんてないのです」。5000を20分台で走る人は20分台の練習をしている人です。14分台で走れる選手は14分台で走れる練習をしているのです。毎日の練習日誌を比べてみれば、違いがわかるはずです。6歳のときから1日20kmを裸足で走ってきた選手に高校から陸上を始めた人間が40歳(アスリート限界)までに勝てるようになることは、それだけの覚悟が必要だと言うことです。それをケニア人は持って生まれたものが違うから、とするのは違います。
今日の部活ではこのような解説をしませんでした。みんながどのように感じるのか、任せたかったからです。人は何かを自ら求めたとき、それが与えられることに感謝するものです。これを見ている部員は求めているということだと思うので書きました。参考にしてください。
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おはようございます。
いよいよ明日は都大会マイル組の本番です。
持ちタイムで言うと、自分たちより速い学校と競わなければなりません。
そこで、もう一度、考えてもらいたいことがあります。
かつて、マイル走の伝説的ランナーであったJohn Randyが1マイル4分を切るのは人間の限界を超えていると言ったすぐあとのレースで、ライバルであったRoger Bannisterが4分の壁を破りました。これで目が覚めたRandyは次のレースで更にその記録を2秒近く縮めたのです。全て、自らが作り出したmental barrierによって自分の限界を引き出せていなかったのです。
人は潜在的に持っている力の50%位までしか出せていません。それにも生理学的な理由があるのですが、ここでは省略するとして、実際に残りの50%を引き出して奇跡的に優勝したケースもオリンピックでは見られるのです。1968年のメキシコオリンピックで、それまでの自分のPBを遥かに凌駕し8.90mを跳び、金メダルに輝いた走り幅跳びのBob Beamon、彼は他の競技者から46cmもの大差をつけ、「オリンピックを台無しにした」といわれました。実際、彼自身、その1回の奇跡以降、一度もその記録より60cm手前にさえ近づくことはできませんでした。Beamonの奇跡、Beamonesqueと呼ばれています。そして、いまだにオリンピック記録として破られずにいるのです。
1マイル4分が境界線であった当時、現在では3分30秒に近づいています。つまり、人間の限界を人は決めたがりますが、そんな限界を探すことに意味がないのです。現実として、私たち誰もが遺伝的な制約を受けていますが、しかし、それ以上に大きな制約は自分がそうしたものに足かせをかけられていると思う心から来ているのです。
To scale new heights, we must reach for the stars. That way, we might at least touch the moon. |
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おはようございます。
今日も天気のほうは良くないですが、体育館は無敵なので、そこで練習できることをしっかりとやりましょう。
<放課後の部活>
体育館で10周のビルドアップを5セットやりました。
試験でなまっている体にはキツイ練習となりましたが学年別大会まであとわずかなので、
しっかりとスピードを戻していかなければいけません。
そして、昨日の体幹に引き続き、今日は腹斜筋のメニューをしました。生徒は100回×15種類1セット、顧問は顧問の練習メニュー5月28日。
シンスプリントになってしまっている部員は、試験休みで調子が戻っていたとしても、急に走ると元に戻ってしまうので要注意です。スピードを出さず、走る量も段階的に増やしていきながら、教えた下半身のトレーニングメニューを毎日、少しずつ回数を増やしながら継続して行っていきましょう。練習後、お風呂上りのストレッチも欠かせません。
怪我を治すのはお医者さんでも、顧問でもなく、自分自身です。真剣にその怪我と向き合うこと、そして怪我に打ち勝てるように毎日の気配り、体調管理をすることで、乗り越えるものです。心から耳を澄まして自分の体の声を聞き、大切にしてあげることです。
僕も走り始めた頃は、シンスプリント、腸脛靭帯炎、大腿四頭筋肉離れ、足底筋膜炎といろいろな怪我に悩まされましたが、全て自分で治しました。怪我の苦しさもわかりますし、その克服が可能であることもわかります。頑張りましょう。 |
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おはようございます。
今日はレース日和の天気です。
星川君、楽しみですね。

さて、来ました駒沢陸上競技場

ブルータータン(カッコイイ)
星川君のレースまで1時間半
陸上競技をやったことのない人は味わえない、この時間がまた何とも言えない時間です。
少し練習不足が気になっている様子の星川君にアドバイスしました。
モチベーションには3種類ある(省略)大切なのはタスク(タイムや結果ではない達成課題)をクリアすることに焦点を当てることと人は過去に意識を置いてしまう生き物だから、200までを飛ばしすぎたからもうダメだとか練習不足だからダメだとか思ってしまう。でもそれだとストップがかかってしまい力が発揮しきれない。大切なのは今に焦点を当ててプラスに考えつづけること。200でもまだ足は生きてる、次の1歩は踏み出せると考えることが限界を超える力に繋がります。
そしてレース開始です。
周りの学校の女子部員の応援が加熱するなか、星川君は唯一きているこの僕が写真撮影に集中するため応援の声もなく、そんななかでも奮闘しました。
  
インコースから一気にストレートで抜き去ります。
  

結果1位。

電光掲示板のためはっきりと写せていません。
タイムは、51"04というこれまでのベストを0.4秒更新する大記録!
レースが終わり戻ってきた星川君。

表情がすべてを語っていると思います。
星川君いわく、「先生の言っていた通り、残り200からという意識で臨んで、最後まで力が発揮できました」、でも、本当に心の持ち方一つで大きく変わるものです。
なぜなら、人間は考える葦なのですから。
星川君、本当におめでとう!
そして、
明日のレースに出るメンバーも心のコントロールを上手くして自分のベストを越えてください。 |
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おはようございます。
今日も武蔵野陸上競技場で練習です。
今日は昨日より一段階上げたポイント練です。
短距離は100M×10本、長距離もメニューが終わったあとに参加しました。1年生の渋谷君に引っ張ってもらいました。
中距離は400MTTでした。星川君のスピード、見事です。安達君もよくついていきました。2年生の田沼君もこのところ調子を上げてきています。
長距離は1Kインターバル×5本(R2分)です。このメニューを最後まできちんとできたのが、3年生の金井君です。長距離のエースとして成長しました。1年生の岩井君も、5本をペースを大きく乱すことなく走りきりました。
それにしてもこの暑さ、1本だけならスピードを出しているので涼しく感じますが、5本だと汗の量だけで2L近く出ているのではないでしょうか。
食欲が落ちますが、食べられるものを食べられるだけ、きちんととるようにしましょう。どうしても水分が中心になりますし、冷たいものの方が体が受け付けます。でも、冷たいものばかりでは腸がやられてしまって下痢になります。もともと腸は余分な水分を吸収してくれる器官ですが、上手く働かなくなります。冷たいものを摂りたい、でも摂りすぎるわけにはいかない、だから何を飲むかが大切になってきます。家に野菜ジュースなどボトルで買っておくと、失ってしまったカリウムなどを補給することができます。お肉なども喉を通りづらくなるので、プロテインを上手く活用しましょう。
何を体に入れるか、これは夏場こそ、大切なポイントです。
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おはようございます。
多摩大会二日目です。
今日も全員がPB更新となりました。2日目結果はこちら→8月17日
3年生の高橋君は総合5位入賞を果たしました。マイルメンバーも3年生が一人入ったとはいえ、総合3位、素晴らしい!おめでとう!
みんな同じ目標に向かって努力しているなか、入賞という結果を残すのは大変なことです。たった1枚の表彰状が、次の次元へレベルアップするためのモチベーションの一つになってくれることもあります。
部活として何よりもうれしいのは、練習に真剣に向き合い、怪我をしないコンディションを作っていくことができて、レースのスタートラインにたどり着けたこと、そうした人たちがみんな自分のベストを更新できたことです。
この暑さの中で、結果を出すことは容易なことではありません。この環境に負けず結果が出せるということは、みんなの成長した度合いが過去の自分からは想像できないほど大きかったということです。
本当におめでとう。
きつかった合宿だと思いますが、みんなの成長につながったことをうれしく思います。それでも、僕の中ではまだまだ7割メニューでした。来年、10割メニューを怪我することなくクリアできたとき、1年後の成長した君達の更に成長する姿が楽しみです。来年の多摩大会では、間違いなく今年より飛躍するでしょう。でも、忘れてはいけないのは、勝負している相手は自分自身の弱い心なのです。その気持ちがある限り、走ることはいつまでも楽しいし、成長し続けることができます。
そのことを僕自身、みんなに証明し続けるし、みんなも実感し続けて欲しいと思います。 |
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Tシャツ完成

私学大会初日、持って行きます。 |
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おはようございます。
昨日は良い練習ができました。余韻が残っています。
今日は体をリラックスさせるメニューです。
駅伝予選まであと46日です。
昨年度駅伝結果と現在の予定で仮定した最低目標タイム
1区石井10K 36分45秒→35分30秒
2区高橋3K 10分25秒→10分00秒
3区金井8K 31分14秒→28分00秒
4区田沼8K 30分02秒→32分00秒
5区井上3K 11分17秒→10分00秒
6区清水5K 17分40秒→18分30秒
7区笹川5K 19分46秒→17分30秒
総合71位→41位
を目指します。
<放課後の部活>
井の頭公園陸上競技場でジョックメニューです。時間通りに来られたのは清水君と金井君のみでした。清水君はそのまま、文化祭関係で駅の方へ行ったので、結局金井君と二人きりジョック。この夏、このシチュエーションが何回あったことか。密度の濃い、ジョックになりました。 |
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おはようございます。
駅伝まであと41日です。
昨日は台風の影響で登校後、休校になりました。
朝練をした人以外は、あのあとの天気では練習できなかったと思います。
今日も文化祭の準備で練習するのは難しい状況かとおもいますが、何より
駅伝まであと41日です。
ラスト1週間はテーパリングを行っていくので、実際に練習で高められるのはそんなに多くありません。その間には中間試験もあります。時間は作らない限り、ないのです。
可能性への目覚めは、夢を持つことから始まります。
夢を持つことで、目標を達成するための方法を考えます。方法が見つかることで、努力することができるようになります。努力していく中で、自分のことが少し好きになります。自分に自信が持てるようになると、成功する可能性が高まります。
夢につながる道が見えれば、あとは走るのみ、です。
明日も部活はあります。文化祭まであと1日、でも駅伝まであと41日ですから。 |
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おはようございます
晴天です。試走日和となりました。楽しい試走になるはず、と思って行きました。
8時半集合でしたが、早めの行動をするのが習慣になっているので8時5分には着きました。見ると強豪校の部員も集まっていました。
5分もすると中3の生徒が来ました。足が速いのと意識が高いのはやはり一致します。その後1年生がバラバラと来ましたが5分前。2年生と3年生は勝手な勘違いで集合時間に集まれず。隣の強豪校は僕よりも早く来て、まだ集合時間に余裕がある様子。こういうところの差が大きいのです。何十人もいながら7人しか出られない駅伝を目指している部活と人数ギリギリに近いから出られるものだと勘違いして慢心している部活。
朝から説教でスタートしました。
その後集合して、無事?試走しました。
               
駅伝まであと4日。 |
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おはようございます。
駅伝まであと3日になりました。
今日は最後の仕上げをします。
<放課後の部活>
井の頭公園陸上競技場にて練習しました。
最後の調整メニューを行いました。
女子は中3の生徒と、松家さんが参加し、松家さんは三鷹駅伝を意識して、2000をやってみました。結果、8分04秒、目標としていたキロ4分は出せませんでしたが、強風の井の頭公園陸上競技場コンディションでここまで走れれば、本番は必ずいいタイムでこれると思います。
このところ、駅伝を前にいろいろと部員を注意する場面が増えています。なぜ、僕がこうした注意をしているのかをここでもう一度説明したいと思います。心を育てること、言い訳をしない、人のせいにしない、自分の行動に自分で責任を持つこと、計画性を持つこと、こうしたことはスポーツ選手が競技能力を向上させる上で大切な資質です。そして、何より感謝の気持ちを持つこと。例えどんなにささいなことであっても、自分に対して行われた行動に対して、その人の気持ちを考え、感謝する。ありがたいと思う。そうすると、その人に少しでも報いるために次は自分が頑張ろうと思う。夕食を作ってもらうことも当たり前だと思う人がいる一方で、自分のために作ってくれて本当にありがたいと心から感謝できる人がいる。どちらの人間が成長していくかはわかりますね。
5Kを15分で明日までに走るようになることは無理でも、5Kを13分台で走る人と同じ心の持ち方、姿勢を身につけることは一瞬でできます。才能のある選手と、そうでない選手を分けているのは身体的特長ではなく、部活だけでなく、日々の生活、24時間をどのような姿勢ですごしているかの姿勢、およびその積み重ねなのです。
長距離は努力と我慢、うちの弟が言っていました。走り方がどうの、フォームがどうの、ではないのです。
心を鍛えて、速くなる、そして、社会に出ても立派に通用する人に育て上げる、それが僕の目的です。 |
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おはようございます。
いよいよ明日、全国高校駅伝予選会があります。
ドキドキ、ワクワクな気持ちで一杯です。
自分が入賞できそうなレースの前日よりも、何倍もドキドキしています。
決して、結果を期待してのことではありません。2,3年生がメンバーのほとんどを埋め尽くしていて、1年生は中学生の頃からタイトルを獲っている選手として入学したエースのみ使うようなチームではなく、本当に人数ギリギリで、3年生も2人、そのうち1人は800Mを専門にしている部員が走ります。1年生もチームの主力です。一般的に考えれば、このような状況の部活の顧問であれば、明日1日仕事をしに行くつもりで行くと思います。
でも、僕はドキドキしています。新生法政高校陸上部の長距離チーム戦、夢の都大路への初戦。あきらめない限り、可能性は無限大です。4月からの練習も、夏合宿も、9月からの本格的な駅伝練習も、これまでの陸上部とは比べ物にならないほど、練習してきました。「過去の自分と勝負する」、僕がレースに臨む際に心がけていることですが、勝てる可能性は限りなく100%に近いと思います。みんなはどうですか?
僕は中学・高校と硬式テニスに没頭し、顧問の先生に1回も練習に来てもらえない環境の中で、自分達で部活を作ってきました。最後の夏合宿の時に得た感動で、大学に行ってからはしっかり教師になれるための勉強をしようと固く決心しました。帰国子女でもなんでもない僕が、独学のみで英検1級を合格したことは大きな自信になりました。大学を卒業すると同時に2001年4月から法政第一高校の教師になり、硬式テニス部の顧問として指導する傍ら、2006年11月、「強く風が吹いている」という一冊の本との奇跡的な出会いから、当時60kgの体重があった普通の中年親父が仕事用の時計を手に持ちながら走り始めたのです。
最初は高校時代の校内マラソン大会で8Kを@4分20秒で走った自分の記録を塗り替えることを目指しました。3ヶ月もしないうちに、10Kロードレースで記録更新。そのときには体重も53kgになっていました。その半年後にはハーフマラソンを@4分15秒で走ることを目標に昭和記念公園で脱水症状にラスト2K地点で襲われ、幻覚を見ながら生死の境をさまよいました。その悔しさをバネにその1年後、今度はフルマラソンで@4分00秒で走りきり、別大資格(国際レース出場資格)を得ました。努力と我慢で自分の夢が目標となり、達成するごとに新たな夢が芽生えました。
今の僕を見ていると、先生だからできると思っている人もいるかもしれませんが、僕からすれば、まだまだ体作りの途中である発展途上の君達の方が、2006年11月の僕よりも何倍も可能性があるのです。僕にできて、君達にできないわけがない、信じる限り可能性は無限大です。
“Nothing in the world can take the place of Persistence. Talent will not; nothing is more common than unsuccessful men with talent. Genius will not; unrewarded genius is alomost a proverb. Education will not; the world is full of educated derelics. Persistence and determination alone are omnipotent.”-Calvin Coolidge, the 30th President of the United States
あきらめずに頑張りつづけることに勝るものは何もない
才能でもない;この世は才能にあふれているといわれながら成功しなかった人であふれている
天才でもない;報われない天才はほとんどことわざとなっている
教育でもない;この世は教養のあるならずものに満ちている
あきらめずにつづけることと意志の強さのみが万能なものだ―カルビン・クーリッジ(第30代アメリカ合衆国大統領)
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1区 3年金井 10K 37分31秒
2区 3年高橋 3K 10分32秒
3区 2年清水 8.1075K 31分06秒
4区 1年岩井 8.0875K 33分20秒
5区 1年安達 3K 10分37秒
6区 1年 橋 5K 19分27秒
7区 2年内山 5K 18分33秒
総合 90位 2時間41分06秒
全国高校駅伝予選が終わりました
去年の自分達に勝つことはできませんでした
全て監督の指導不足です
生徒達は練習通りの力を出すことができました
実際にこの状況でベストを更新した部員もいました
でも自分がレースの時に感じるような限界の先まで越えるような感覚を引き出すことはできませんでした
生徒達も何となくその先があるのを感じながら到達出来なかったような感覚を持っているようです
その先の景色を見せてあげたかった
悔しいです
しかし自分が目指している方向が正しいことは確認できました
スピードと持久力、両方を上げていく
今回は絶対的に不足していたスピードを上げることしかできませんでした
ビルドアップやペース走をベースにして更にインターバル練習という形にしていく必要があります
しかし、
こうした技術的なことの話で終わらせたくありません
4月から顧問になり、去年までのやり方もあるからなどと引いてしまっていた自分がいけなかったと思います
やっぱりきっちりするところはきちんと線を引きながらやらないといけないのだと痛感しました
本当に苦しい時に更にその先に進むための我慢ができる選手に心の面から鍛えていきたいと思います
もちろん、走ることは楽しくのモットーは外さずに
来年は希望に満ちています
夢をおいかけることができるだけ幸せじゃないですか
必ず1歩ずつ夢に近づいていきます
そして
三鷹駅伝まであと24日
期末試験との両立がポイントになります
1週間前からは勉強できない覚悟で今からコツコツ勉強しましょう
星川君が僕に代わってカメラマンになってくれました↓
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おはようございます。
秋季大会まであと2日。
三鷹駅伝まであと16日です。
放課後の部活は久しぶりに武蔵野陸上競技場に行きます。短距離がタータンで練習できていないので、雨の中ですが、全天候型の競技場、武蔵野陸上競技場に行きます。
ポイントはもちろん、風邪をひかないことです。
<放課後の部活>
土砂降りの中、武蔵野陸上競技場にて練習しました。
こんな状況でも練習に来ている他校の生徒がちらほらといました。
でも、学校でまとまってきていたのは、法政高校 陸上部のみです。
短距離は明後日の本番に向けて最後の確認を行うことができました。
長距離も井の頭公園陸上競技場でつけた力を確認することができました。
2年の内山君は、こんな状況でもベストを更新する走りをしていました。コツコツと競技に向かい合ってきた成果が出てきています。
陸上は、普段は周りからの応援があったり、仲間同士で支えたりしますが、いざ勝負となったときは、たった一人で苦しさに立ち向かう競技です。苦しいことに立ち向かう強い心、自分の弱さや甘さに負けない気持ちが何よりも大切です。
人としての成長なくして、競技力の向上なし。
心に刻んで、日々の生活を送ってください。 |
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おはようございます。
朝練で遅くなりました→顧問の練習11月13日
いよいよ秋季大会です。
短距離にとってはベストな天気です。
朗報を期待しています。
そして、本日の結果ですが、→試合結果11月13日
滝沢さんは駅伝メンバーとして、駅伝の練習をずっとやってきているので、短距離の感覚がなくなってしまっているので、しょうがないと思います。駅伝ではどんどん力をつけてきているので、三鷹では良い報告ができると思います。
そして、渋谷君は、春は故障が続いて思うように練習できない時期がありました。それでも諦めることなく、ストレッチの本を自分で購入し、毎日柔軟をするようになりました。体が硬い人ほど故障の確率は高くなります。僕も走り始めたときに最初に買った本がストレッチの本でした。
最初は体が硬かった渋谷君ですが、2週間もすると自分でも実感できるほどに柔らかくなりました。毎日少しずつ、自分ができることを積み重ねた結果が、今日のPB更新にもつながっていると思います。僕の好きな言葉に、
Seek, and you will be given. (求めよ、さらば与えられん)
というのがあります。今の世の中、様々なものが余剰に溢れていて、自分が望まなくても与えられてしまうものばかりです。でも、自分を成長させてくれるものは、そういったものの中にはなく、まず自分が手に入れたいと強く願うところから始まるのです。
速くなりたい、
本気でそう願えば、必ず与えられます。その代わり、本気で、です。 |
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おはようございます。
三鷹駅伝まであと9日です。
今日は井の頭公園陸上競技場にて練習します。
<放課後の部活>
三鷹駅伝に向けて、走る区間、スピード養成か、スタミナ要請かに応じて、メニューを少し変化させて実施しました。
バスケ部からの助っ人城所さんは、2K×2本(レペ)で三鷹駅伝優勝チームの平均タイムキロ4分を10秒上回る3分50秒で、きっちり2本走ることができました。土のトラックでこのタイムであれば、本番、アスファルトのうえ、応援や、ライバルがいることを考えると、かなりの貯金を作ってくれる予感がします。中3の生徒も今日もスピードアップを実現しました。女子チームは来年、都駅伝で奇跡を起こすかもしれません。
長距離男子は3000+2000最後のきついメニュー、短距離は250+150の軽めのメニューでした。
見た感じの追い込み具合はまだまだいけるんじゃないのか、という具合でしたが、このメニューをきちんとこなせるだけでも、4月から比べれば別のチームになったと言えます。
あとは、部員全員が毎回の練習にきちんとそろうことができる部活になれば、もっともっと強くなります。現状では、補習、塾、病院、その他、でいつも誰かが欠けています。皆勤賞は僕くらいです。それでは強くなれません。
学生なのですから、勉強はして当たり前。プラスアルファで部活動があるのです。
僕も高校生の頃は、授業中に学校の勉強は終わらせる、放課後は部活の時間、部活が終わってから20時から塾に行き、22時まで勉強。23時に家に帰って、次の日の朝7時には学校で朝練。という毎日を繰り返していました。ただひたすら、テニスが大好きで、指導者もいない中、本を読みながら研究し、打ち込んでいました。勉強はして当たり前、スポーツは好きなことだから頑張れて当たり前。むしろ、好きなことをさせてもらっているのだから、一切の言い訳はしない、と強く心に決めていました。だから、20時からの塾をさぼろうとか、勉強をおろそかにするなんてことは考えもしませんでした。と同時に、塾に頼ろうという気持ちもなく、勉強は自分でするもの、そのための勉強方法を学びに行く場所だと考えていました。実際勉強する時間をいかに確保するかのほうが大切で、集中してしっかり勉強するために、5分間の休み時間でさえ、友達の誘いを断りながら、一生懸命単語を覚えていたものでした。
24時間しか、時間がないのか。24時間も時間があるのか
意識の高い人間と、そうでない人間がいるのか
そういうことではないと思います。
どれだけ真剣に自分と向かい合っているか
自分の将来をかんがえているのか
たったそれだけの差だと思います。 |
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おはようございます。
三鷹駅伝まであと8日です。
雨ですが、体育館のランニング走路で練習できることに感謝です。
<放課後の部活>
ランニング走路87周10.1km41分44秒@4分07秒でみんなで走りました。
最初はこのペースについてこれないメンバーも続出するのではないかと思いましたが、足を痛めているメンバー一人を除き、きちんと最後までついてこられました。1周117Mの間にコーナーが4つある、走りづらい環境で、このペースがきちんと刻めていることは素晴らしいです。87周というのも先が見えない感じで気持ちが試されます。それでも、きちんと走れたことはみんなの力が上がっている証拠です。他の部活も陸上部の走りを驚嘆の表情で眺めていました。
凡人が一つ一つ努力を積み重ねると、いつの間にか超人になっていく。
走らない人からしたら、君たちみんな超人です。 |
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おはようございます。
いよいよ駅伝が見えてきました。
あとはもう、自分を信じてやるしかありません。
陸上は、他のスポーツと違い、番狂わせはありません。強さはタイムによって明確に決まっています。だから、自分の持っている力を全て出し切ろうと、そういう気持ちだけ持ち合わせていればいいのです。勝てない相手には勝てません。今の自分が持っている力をしっかりと、失敗せずに出し切ることが大切です。
ここで言う失敗は2種類あります。
1つ目は、失速を恐れて余裕を持ったペースで最後まで追い込むことができないまま終わること
2つ目は、周りのペースにつられてオーバーペースで入ってしまい、3分の1もいかないうちに力を出し尽くしてしまうこと
です。自分の調子を明確に把握した上で、ペースを管理する。管理しすぎると余裕が残ってしまう。限界ギリギリまで追い込みながら、最後まで走りきれるペースを見つけていく、これは言うほど簡単なことではありません。自分の体と対話する能力が求められます。日頃から体重を管理したり、練習日誌を細かくつけたりしていく中でしか身につけられないもう一つの才能です。
また、今回の女子チームのように、自分たちとの戦いから一段上り、他のチームに負けないように走るということになっていくと、戦略が必要になります。自分のチームの他のメンバーの調子を考え、自分の位置づけ、求められている役割を考える。相手のチームの状態を観察し、走りながら相手の疲れや残された力を的確に把握し、どこで勝負をかけるか、何秒の差をつけるかを考える。このレベルになると、日頃から相手の気持ちを察する力だったり、仲間とのコミュニケーション、チームワークが必要になります。自分のことしか考えていなかったり、勝手な行動をとっているメンバーでは、駄目なのです。
こういうことも含めて、全て日頃の生活の蓄積です。今からどうすればいいわけではありません。それでも、人は変わろうと思った瞬間に変わることができるのです。いつ変わるか、今変わらずに、いつ変われると言うのでしょうか。
一つずつやれることをやりきった人に、陸上の神様はきっと微笑んでくれるはずです。
最後、できることは、何も陸上だけではないのです。 |
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三鷹駅伝終了しました。
選手のみなさん、お疲れ様でした。
また、後援会、OBの方々、本当にたくさんの方に応援していただきました。
最高に幸せな部活です。
間違いなく、来年につながる、素晴らしい結果になりました。
大会直前にAチームの棄権が決まりました。1年、2年のみで作ったBチームが頑張ってくれました。女子のチームはもともと部員だけでは人数が足りず、最初はエントリーすることさえも厳しい状態でしたが、求めれば与えられる、という信念のもと、他の部活から助っ人がやってきてくれました。走ることを専門にしているわけでもないのに、辛い練習を頑張ってくれました。感謝の気持ちしかありません。
法政高校陸上部Bチーム
1区 2年 内山
2区 1年 橋
3区 1年 安達
4区 1年 岩井
一般男子の部 7位(6位までが入賞、一つ届かず)
法政高校女子チーム
1区 1年 松家
2区 2年 城所(バスケ部)
3区 2年 上村(硬式テニス部)
4区 2年 瀧澤
一般女子の部 3位(入賞!)
練習では何度やっても出せないタイムが出せました。
やっぱり駅伝って素晴らしい。
                      
    
応援ありがとうございました |
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三鷹駅伝記録
一般男子の部 7位 法政高校陸上部B
44分50秒 12.7km@3分33秒
1区 3.1km 内山 11分04秒@3分34秒
2区 2.6km 橋 9分07秒@3分30秒
3区 3.2km 安達 11分02秒@3分26秒
4区 3.8km 岩井 13分37秒@3分35秒
一般女子の部 3位 法政高校女子
51分40秒 12.7km@4分04秒
1区 3.1km 松家 11分28秒@3分41秒
2区 2.6km 城所 10分03秒@3分51秒
3区 3.2km 上村 14分10秒@4分25秒
4区 3.8km 瀧澤 15分59秒@4分12秒 |
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おはようございます。
今日は朝練のとき、足が凍傷になりかけました。
本当に寒い日です。
練習の合間に体を冷やさないように、温かい格好で臨みましょう。
<放課後の部活>
井の頭公園陸上競技場にて練習です。
短距離は、300M×10本というきついメニュー、見ているだけで苦しくなりましたが、最後までみんなよく頑張りました。
中距離は600、400×2というメニューでしたが、計画的にメニューを作りたいと言うので、今度生徒が考えたものを僕が修正してその生徒オーダーメードのメニューを作ります。
長距離は10Kペース走です。このメニューをきちんとこなせるようになると、このペースよりも1Kあたりで30秒ほど速いペースでレースに臨んでも最後まで走りきれるeconomyが作られます。中3の生徒はキロ4分を切るペースで走りきりました。このメニューが準ポイントとして定着してできるようになれば、大学でも走れるようになります。
すべて、スピードとスタミナ(economy:一定のペースで走った時の効率良い換気ができる体のシステム)作りのバランスを考えて作る必要があります。それらを良く考えて配置して、あとはこのメニューをやりきれば、必ず速くなるという確信のもとに、苦しくてもやりきる!という姿勢が毎回の練習で出せれば、結果は必ずついてきます。
計算されたメニュー×メニューに対する信頼性×苦しいことをやりきる覚悟×継続して取り組むこと=自分の限界突破です。掛け算なので、どれか一つ欠けても(0を掛けることになるので)限界は突破できません。でも、そろっていれば、相乗効果も生まれて必ず突破できます。 |
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おはようございます。
2学期も今日と明日を残すのみとなりました。
練習とはここまでできるものなのか、ということを学んだ夏合宿のあと、文化祭に左右されてなかなか練習が積めなかった9月。目標を達成できなかった都駅伝、しかし、これを機に少し方向性が見えてきました。秋季大会があり、三鷹駅伝があり、自分たちが多くの人に応援してもらっているということを実感し、来年はもっと高みを目指そう!という気持ちになりました。
しかし、1年という長さにだまされてはいけません。1年でドラゴンボールの悟空のように急激に強くなっていることをイメージしがちですが、陸上にはshortcutはありません。綿密に計画したメニューを1年間やり続けた結果、3分30秒ペースで3K走っていたのが、3分27秒で走れるようになっている、という位の違いしか生まない可能性もいくらでもあるのです。1秒縮めるために、きついポイント練習が100回分必要かもしれません。世界陸上テグ大会でハンマー投げ金メダルを獲った室伏選手が言っていた「技を極めるとは紙を一枚ずつ重ねていくようなもの、一瞬のひらめきや、1日2日でどうにかなるものではない」という言葉を忘れてはいけません。本当に目に見えない程度の成長しか、一回の練習では生まれないのです。
それでも、僕たちは走り続けます。
他の誰かに勝ちたいからとか、トロフィーを部屋に飾りたいからとか、人によって理由は様々だと思いますが、
僕たちが走り続けられるのは、昨日の自分に負けたくない、明日の自分は今の自分より強い自分でありたい、という気持ちだからです。僕は信じています。今の自分より、50歳になった自分のほうがあらゆる面で優れていると。僕がそう信じられるのだから、君達が1年後、2年後、10年後の自分を想像したとき、もっともっと大きな可能性を秘めていると、君たち自身が自分のことを信じてあげないといけないと思います。
未来の可能性を信じて、今日の苦しさに耐え抜く。毎回の練習を自己採点したときに100点が続けば自信は自然と生まれ、50点が続けば自分で自分のことを信じられなくなります。
1年後の自分の到達点から逆算して、半年後、3ヵ月後、1ヵ月後自分がどこまでできるようになっているべきか計画し、目標をもって取り組みましょう。 |
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おはようございます。
残念ながら最後の練習は雨となってしまいましたが、体育館で熱く走りましょう。
僕は会議が4時からあるので、そこまでしかいられませんが、試験前に良い汗をかきましょう。
<放課後の部活>
体育館にて練習しました。
明日からは試験前1週間となり、部活動が禁止になります。
学業も陸上も、一つの目標に向かって学ぶ姿勢を養う点では一緒です。
普通の人であれば、陸上部というと、「走って何が楽しいの?」と聞かれてしまいます。そういう人にとっては、走ることがきついこと、面倒くさいこと以外の何ものでもなく、与えてくれるものがないからです。
勉強はどうでしょうか?陸上のように楽しみを見出して、目標を立て、一つずつクリアできていますか?
僕は高校生の頃、将来教師になりたいという夢を持ち、それからは授業を受けるたびに、自分が先生だったらこういう風にここは教えるとか、ただ勉強するだけでなく、いろいろなことを考えながら受けていました。こういう積極的な姿勢で臨むと、授業は案外、楽しいものだったりします。法政大学を受験して、日本史の問題で鑑真について記述せよ、という問題が出たときに、指定された語数で我ながら完璧な記述ができたときの達成感は今でも覚えています。当時は一日につき100単語近くの英単語を覚えていましたが、それと同じ感覚で日本史の一問一答問題も、答えだけではなく、答えを見て問題文を全て言えるかということをやりました。勉強を始めたばかりの高1の頃は、代ゼミの模試でも合格判定E。そのときは縄文時代をやっていました。近代まで行く頃にはきっと判定もAになるはず、と言い聞かせて3時半からは部活の時間、それまでの休み時間、通学時間の全てを一人勉強し続けました。6時に下校、7時から塾。好きなことをやらせてもらっているのだから、勉強はさぼらない。
高2の後半になると、合格判定もAに変わり、安心して受験しました。受けた学校は、成蹊、法政、上智の3校。上智には落ちました。感触としては、勉強時間が足りなかったと思ったので、大学の4年間は勉強をし続け、英語を極めようと、法政に進学してからも勉強を続けて、英検1級を取得しました。その後も、勉強はずっと続けています。
時間は作るもの、知識は蓄えるもの、行動は起こすものです。
しっかり、勉強しましょう。 |
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おはようございます
雨です

でもトラックで走れる機会を無駄にはできません
部員もみんなそのことはわかっているようで文句をいうことなくしっかりと練習に取り組みました
陸上は雨で中止がないのでこういう時こそ練習になります
ただ中には準備不足の部員もいました
雨の時はまず防水の帽子が欠かせません
髪を濡らすと風邪をひきます
また、練習で使う服、靴、タオル、それぞれ濡れたあとの替えが必要です
濡れたものを入れる袋などもあった方がいいです
かくいう自分も完璧なつもりで靴下の替えを忘れてました
全て勉強になりますね
今日は短距離もポイント練で100×10のインターバル
きつそうでしたが雨の中颯爽と走る姿は格好よかったです
長距離は1000のインターバル
春の競技会の種目に応じて本数を変えます
2年生の内山君は6本ときついメニューながらも素晴らしいスピードで走っていました
1年前の走りと比べると雲泥の差です
こんな状況ながらも実りある練習ができる部活になってきたことがうれしいです |
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おはようございます。
快晴です。部員たちの気持ちも、同様に晴れ晴れとしています。
なぜなら、寒い冬から暖かい春への足音が感じられるからです。
練習中も日差しが当たるとポカポカして気持ちよかったです。
そして、このタイミングで部活見学者が高1から3名、しかも全て女子が来ました。
もちろん、部活に入るかどうかはわかりませんが、陸上部にも共学化の兆しが見えたことがうれしいです。
陸上は自分の限界と向き合うスポーツなので、他の球技のような爽快感を求めると厳しいのです。でも、自分の限界に挑戦したい(という気持ちで来ているかはわかりませんが)という女子の存在は貴重です。
さて、練習のほうは、いよいよ集中練習に入りつつあります。
短距離は星川コーチのもと、いろいろな工夫をこらした練習に移行しつつあります。星川コーチのやっていることは、スポーツ心理学に照らし合わせても大切なことばかりなので、短距離ブロックの部員は、信じてついていきましょう。
長距離は8Kのジョックをしたあと、2000のペース走をしました。設定はレースペース。内山君の設定は3分40秒だったので、自分が引くことに。4周目まで良いペースで刻んでいると、ラスト200で内山君にかわされました。追いかけましたが、そのまま内山君が先頭でゴール。本当に成長しました。やっぱり練習は裏切りませんね。毎週提出するように言っているノートも、結局内山君しか出していません。もちろん、僕に提出することだけが全てではないので、しかもスポーツ心理学的には強制することは意味がないので、強制はしません・・・が、スポーツ心理学上では、きちんとしたトレーニングログを残すことは、良い練習を積むことに匹敵するほど価値のあることだとされています。サッカーで活躍している本田選手、長友選手、長谷部選手、サッカーだけでなく、野球でも、フィギュアスケート選手でも、どんなスポーツでも、スポーツ以外の世界でも活躍している人たちは自分たちのログをつけています。ブログではありませんよ。詳細な活動記録です。逆に言うと、一流の選手と、二流の選手を分けているのは、本当は身体能力や技術ではなく、ログをつけるかどうか、それだけの差であるかもしれません。それくらい、大切なことなのです。
実際、ダイエットをするときにレコーディングダイエットと言って、普通に同じように食べるけれど、自分が食べたもの、量、カロリーを事細かにつけていくという方法があります。たったそれだけのことをするだけで、実際に驚くほどやせます。何故なのかはわかりますね。
どうです?ノート、買いに行くところから一流選手へのステップを踏んでみませんか? |
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おはようございます。
今日も快晴です。昨日のポイント練がきつかったため、部員も心なしかテンションダウンです。
それでも、練習をしていくうちにテンションが上がってきました。
テンションの上がるメニューではないのですが・・・。
短距離は80Mの往復走。長距離は400Mインターバル20本の予定が、ホームストレートが凍って滑るので使えず、300にしました。
短距離のメニューも本当にきつく、最後は立ち上がれない部員もいました。
長距離では、岩井君が20本、松家さんも10本やりきりました。20本は心が折れそうになる本数ですが、よく粘りました。松家さんも男子顔負けのスピードで10本をこなしていました。
短距離が順調に伸びているのは星川コーチのおかげです。
そのうえ、このごろ高橋君が毎回部活に来てくれています。練習後のアドバイスでは、部員にノートをつけるように言ってくれました。しかも、自分のノート持参で(現役復活ノートと題されていました)。彼は現役の頃から、誰から言われるでもなく、ノートをつけ続けていました。聞くところによると、部活ノートだけでなく、勉強ノート(その日に何をしたかを記録するノート)もつけていたそうです。この姿勢もみんなに見習って欲しいと思います。
人生、ずっと学びです。
僕も一日6時間は勉強しています。新しいことを学ぶこと、これほどスリリングで、自分の世界が開かれる感触のあることはありません。
英語は絶対にできたほうがいい。
フィギュアスケートの安藤美姫選手は、モロゾフコーチに出会うまで(4年前まで)全く英語が話せなかったそうです。でも、モロゾフコーチと出会い、「ミキは世界のトップ選手なんだから、英語は絶対にできなくちゃだめだ。英語で世界が広がるし、自分にとって必ずプラスになるから」と言われ、それでも勉強するのが嫌だったそうですが、頑張って続けて、今では世界中のアイスショーをまわりながら、そこで会うファンの人たちとの交流を英語で行えるようになりました。「最初は嫌だったけど、今は本当にできてよかったと思う」と言っています。
みんなの周りにはモロゾフはいないかもしれませんが、ちょっとした想像力を働かせればわかるはずです。世界は20年前とは大きく変わっています。インターネットが普及し、SNSが発達し、資源は限られ、バブルははじけました。日本が、日本だけで存在するのは不可能で、世界と交わっていく必要性はものすごいスピードで高まっています。海外の大学に通っている大学生だけを対象にした企業説明会も始まっています。企業、社会は間違いなく英語力を必要としています。
そうは言っても、頭ではわかっていても始められないのが普通の高校生です。逆に、ここで一歩踏み出せば、大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。800M走を100M手前から走れるんだったら、能力がなくても、勝つ可能性は増えますよね。自分に速攻力がないと思うのであればあるほど、他の人が気づいていないうちに始めたほうが、楽です。
長い目で見て、楽、ということも大切なことです。
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おはようございます。
今日は3年生を送る会でした。
                 
                   
    
法政高校陸上部が
自分を変える出会いとなることを願っています。 |
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おはようございます。
新年度初のレースを明日に控え、今日の練習ではみんな自信を持って取り組めました。
長距離では、内山君が1Kの練習でこれまでのベストを更新しました。
そして、今日は何と言っても、卒業した高橋君が練習に復帰して3週間あまりで、1Kのタイムトライアルに挑戦しました。この日に向けて、練習して調整してきました。設定は3分切り。これまでの練習をすべてノートにつけている高橋君は、今日までの練習で出しているタイムから3分は必ず切れるという自信を持って臨みました。2週目では、星川コーチがラビットになりペースメーク。結果、2分56秒で目標達成しました!
高橋君はアドバイスを求められずたびに、練習日誌をきちんとつけることを必ず言います。
高橋君だけではありません、どの分野であれ、一流の人は必ず日誌をつけています。うちの義弟は一時期コーヒーの豆屋をやっていましたが、焙煎する時間、量、温度、湿度、回転速度など毎回ノートに記していました。サッカー選手であれ、野球選手であれ、スポーツでなくても、一流の人はノートをつけています。
何のためにノートを書くのでしょうか。
今日の練習でも言いましたが、全ては自信をつけるため、です。
昨日のフィギュアスケートでも、1%自分自身を信じられない自分がいるだけで、自分の力の80%も出すことができないのです。
自分の心理状態が良ければ、難しいことを考えることなく、いつものままやればいい、という自然体ができ、力みなく、ものすごいスピードを生み出し、苦しくなった時でも折れることなく、最後まで粘れます。
心理状態が悪ければ、悪いことばかり考えてしまい、力みがあり、思ったように前に進まず、苦しいときに走ることをやめてしまいます。
人間ほど、心に左右される動物はいないのではないでしょうか。また、だからこそ、心の持ちようによっては、自分の種族の限界を超えたようなことさえ実現してしまう。
What a wonderful creature human is! |
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おはようございます。
新年度初のレースを明日に控え、今日の練習ではみんな自信を持って取り組めました。
長距離では、内山君が1Kの練習でこれまでのベストを更新しました。
そして、今日は何と言っても、卒業した高橋君が練習に復帰して3週間あまりで、1Kのタイムトライアルに挑戦しました。この日に向けて、練習して調整してきました。設定は3分切り。これまでの練習をすべてノートにつけている高橋君は、今日までの練習で出しているタイムから3分は必ず切れるという自信を持って臨みました。2週目では、星川コーチがラビットになりペースメーク。結果、2分56秒で目標達成しました!
高橋君はアドバイスを求められずたびに、練習日誌をきちんとつけることを必ず言います。
高橋君だけではありません、どの分野であれ、一流の人は必ず日誌をつけています。うちの義弟は一時期コーヒーの豆屋をやっていましたが、焙煎する時間、量、温度、湿度、回転速度など毎回ノートに記していました。サッカー選手であれ、野球選手であれ、スポーツでなくても、一流の人はノートをつけています。
何のためにノートを書くのでしょうか。
今日の練習でも言いましたが、全ては自信をつけるため、です。
昨日のフィギュアスケートでも、1%自分自身を信じられない自分がいるだけで、自分の力の80%も出すことができないのです。
自分の心理状態が良ければ、難しいことを考えることなく、いつものままやればいい、という自然体ができ、力みなく、ものすごいスピードを生み出し、苦しくなった時でも折れることなく、最後まで粘れます。
心理状態が悪ければ、悪いことばかり考えてしまい、力みがあり、思ったように前に進まず、苦しいときに走ることをやめてしまいます。
人間ほど、心に左右される動物はいないのではないでしょうか。また、だからこそ、心の持ちようによっては、自分の種族の限界を超えたようなことさえ実現してしまう。
What a wonderful creature human is! |
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おはようございます。
今日は新入生歓迎会です。
楽しみです。
今、新入生歓迎会の陸上部の発表が終わりました。
今回は3年生を送る会でも使った写真をアレンジしながら、指定された3分という短い時間に陸上部の1年分の活動を圧縮させてDVDを作りました。自分が陸上部の顧問だから言う訳ではありませんが、一番良い発表になったと思います。陸上に関わったことのない部員達と、陸上部の顧問を始めて任された顧問の、もがきつづけた一年が凝縮されていました。そのときには気づかなかったみんなの頑張りが、写真には一枚一枚きちんと映し出されていて、みんなの苦しそうな表情からその覚悟が、うれしそうな表情からその達成感が伝わってきました。そのあとの部員たちの発表も本当に素直な、良い発表でした。終わるときに気をつけ、礼、と自然と入れていたのも、本当に感動しました。あれを見て、走ろうと思ってくれる人が来てくれればいい、そう思える発表でした。
本当は今日は何も書くつもりはなかったのですが、とりあえず、今の自分の率直な気持ちを残しておきたいと思いました。 |
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おはようございます。
昨日は刺激的な一日になりました。
新入生歓迎会で自分の作ったスライドを見ながら一人泣き、何か達成された気持ちになって教員室で授業準備をしていると、部員が「先生」と呼びにきました。「説明会に一年生がたくさん来ています」、これほど心に響く言葉は久しぶりに聞きました。
ワクワクしながら教室に行くと、現在の部員の数を上回る勢いの新入生がいました。
12人です。
もちろんみんなが陸上部に入ってくれるわけではないと思いますが、去年と比べると大きな一歩です。女子の4継、駅伝出場、二つが叶うかもしれません。
さて、今日は新入生を迎えて第1回の練習ですが、雨です。しかも、14時から会議です。練習時間とかぶりそうなので、練習に出られるかどうか微妙ですが、伝えたいことはただ一つ。
それは、
陸上は、自分の可能性に挑戦するスポーツだということです。
人と競うのではなく、自分の弱い心と戦う。自分が頑張ったことは頑張った分だけ必ず返ってきて、それが自己肯定感につながり、陸上以外の部分でも、自分自身に大きな自信をつけることができる―そのことが自分を今とは全く違う自分に変化させ、新しい夢(何かに妥協して見出すものではなく、本当に叶えたいもの)を実現してくれるきっかけとなるスポーツです。
日々の練習は地味で、きついものが多いけれど、その先に待っているのは大観衆です。駅伝などはまったく陸上を知らない人も沿道で応援してくれるので、他のスポーツの観客の数を遥かに上回る、誰にでも馴染みのある、見ていて感動を与える独特なスポーツです。
3年後、自分が卒業するときに、高校3年間で自分が経験したことは、世界中の誰と比べても間違いなく一番だ!と言えるような体験がきっと待っています。 |
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おはようございます。
今日は少し自分のことについて書こうと思います。
僕は実は、英語教師です。走っているイメージからよく体育教師と間違われます。専門はスポーツ心理学です。なぜ、英語とスポーツ心理学なのか、つながりがよくわからないとも言われます。この話も長くなるので、英語について語るのは、またいつかの機会にするとして、簡単にまとめると、
何かを研究しようとしたときに使われる言葉は英語。日本語論文しか読めなかったら、世界全体で日夜研究され更新されている最新の研究内容には触れられない
ということだけ伝えておきたいと思います。僕がスポーツ心理学と出会ったのは、陸上を究めようと生理学、トレーニング、栄養学などいろんな理論を膨大な数の専門書で学んでいる中で、間違って注文してしまった本との出会いでした。日本には残念ながら最新の専門書が店頭には並びません(英語で書かれているものを読みたい人は、英語そのものを勉強したい人が主なため)。そのため、インターネットを利用して、著者や構成などを見ながら本を取り寄せるのですが、その本は意図していたものと違っていました。
あーあ、しっぱいしたなぁ。2000円もしたのに、などと思いながら最初の数ページを読んだときに、鳥肌が立ったことを今でも覚えています。自分が長年知りたいと思っていた謎がすべて解けた気がしました。目からうろこが落ちるなどとも言われますが、蛇でもあるまいし、うろこなんかあるか!とつっこんでいた自分の目からうろこが落ちました。
ということで、スポーツ心理学講座第1回。
Q1.スポーツにおいて必要な順に1から3で順位を決めてください。
心( )技( )体( )
Q2.では、100%で分けた場合に、重要だと思われる割合はそれぞれ何%ですか。
心( )%技( )%体( )%
どうでしょうか。
ちなみに一流のアスリートに同じ質問をすると、どの競技の選手でも心が一番となります。そしてその割合も心が80%から90%にもなります。意外ですか?オリンピックで金メダルをとれるかどうかは、技の精度ではなく、心だと多くの選手が語っているのです。オリンピックに出場するレベルの選手であれば、技術レベルには大きな差はありません。テニスでいった場合には、スマッシュ、サービス、パッシングショットの練習中の精度を調べた研究がありますが、ランキング20位にはいる選手と1位の選手の間には差がありません。しかし、試合になると大きな差が生まれるのです。どうです、心当たりはありませんか。
たとえば、自分の今までで最高だったレースを思い出すと、もちろん、体の状態も良かったと思いますが、心の状態も最高だったのではないでしょうか。今日ならきっとベストが出る、そう確信して臨んだのではないですか。練習できたから成功したのか、練習できたと信じられた心のありようが成功を導いたのか。
スポーツ心理学の世界では、
1.イメージできたことは実現できる
2.全てのミスは自分に対する不安、いらだちによって起こる
とされています。フィギュアスケートの浅田真央選手はトリプルアクセルを飛ぶことについて「練習で完璧で、99%飛べると思っても、1%飛べないかもと不安に思ったら、飛べない」と語っていますし、バレーボールの木村沙織選手は「サーブカット(レシーブ)について「サーブカットは99%の自信と1%のひらめき」と言っています。
イメージできたことは必ず実現できます、これは良い意味でも悪い意味でもです。自分がミスをするというイメージをすれば、ミスをするわけです。思い当たりませんか。
そして、全てのミスを誘発しているのは、自分、であり、その心なのです。何かミスをするのではないかということが頭をよぎっていてプレーに集中できなかったり、このレースでみっともない姿を仲間に見られたくないと思ってレースに出られなかったり、周りのライバルを意識しすぎて固くなり本来の力が発揮できなかったり。
スキージャンプ競技で世界選手権で上位入賞を続けている中学生女子ジャンパーの高梨選手を見たことがありますか。男子のジャンプ競技に出ても入賞してしまうほどのビッグジャンプを平気な顔で続けています。彼女は超マイペースです。仲間が固まって一緒にランニングしていても、彼女は一人でランニングします。試合の前のウォームアップでも、試合中でも、試合後でも常に一定のペースで行動します。はしゃぐこともなく、淡々と自分の今するべきことに集中しているからです。その結果、練習と試合が全く変わることなく同じ気持ちで臨める。そして、最高のパフォーマンスを発揮し続けているのです。
まだまだ例を挙げればきりがありませんが、心のありようがすべて結果につながっている、ということはわかってもらえたでしょうか。そして、もちろん、どうすれば高梨さんのような状態になれるのか、Zone, Flowなどとよばれる最高の心理状況に入るための方法ももちろん確立されています。それがスポーツ心理学です。これは何もスポーツだけでなく、日常生活でも自分がどういう人間であるべきなのかを考える学問であり、社会人になれば仕事に対する向き合い方、失敗との付き合い方や、失敗せずにプレゼンを成功させる方法などにもつながる学問です。
去年の高3の先輩たちも、重要なレースの前はいろいろと心の持ち方について質問してきました。心が定まった結果、ベスト更新だったのです。気軽に質問してください。
また機会があれば第2回もやりたいと思いますが、ここで伝えているのは背景にある理論などを端折って伝えているものなので、きちんと勉強したい人は高2、高3の必修選択講座で僕の英語で学ぶスポーツ心理学(Psychological Skills Training)ゼミを受講しよう!そのためにも英語はきちんと勉強しようね。 |
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おはようございます。
今日も高1はオリエンテーションキャンプ中でいません。
自分たちの練習に集中したいと思います。
明日はまた雨のようなので、13時半に高3学習室にて短距離、長距離に関わるビデオを見たあと、体育館での練習になりそうです。
人生は選択の連続です。正しい選択が短い時間でできるかどうかが運命を分けることもあります。
明日の練習に関しても、
雨だから嫌だとか、体育館だから練習できない、と考える人間になるか、雨が降ったからしっかり疲れをとりながら練習でき、しかも自分の競技人生に大きく影響する映像をみることができたと考える人間になるかは、みんなの選択です。
サッカーでシュートを打つとき、どんなシュートを打つかということは実はそんなに重要ではなく、むしろ打つと決めた瞬間に迷いなく、足を振りぬけるかどうかのほうが大切です。迷いが決定的なチャンスを0コンマ何秒の世界で遅らせ、不安が筋肉の緊張を生み、ミスを誘発します。
最適なタイミングで澱みなく決断を下し、決断したことに自信を持つ(あとで後悔しない)。この姿勢を鍛えましょう。テニス、四大大会ウィンブルドンで日本人男子で62年ぶりのベスト8まで進んだ松岡修造選手は、日頃から自分の決断力を鍛えるために10秒ルールを採用しました。それは、レストランに入ってメニューを開いて10秒以内に注文を決めるというもの。開く前の瞬間からさながら、相手のスマッシュをボレーで返すときのような集中力で、バッと開いてパッと決める。このトレーニングはこれで終わりではなく、決めたものに関してあとから後悔しない、ということまでが含まれます。どうです、やってみませんか。
人生は選択の連続なのです。大きいものもあれば、小さいものもありますが、どんなに小さなものに対しても自分で責任を負って決めていくこと、これがトレーニングになるのです。
<放課後の部活>
井の頭公園陸上競技場にて練習しました。
短距離はそれぞれ個別のメニューで、調整しました。安達君の上半身のフォームが非常に良くなっていました。武蔵野陸上競技場での練習が楽しみです。
中・長距離は400×5のレペでした。少し調子を崩している生徒もいますが、久しぶりのトラック練で良い感触でした。
全体的に朝練などの自主練を始めている生徒が増えてきています。
非常に良い兆候ですが、1週間の総走行距離が前の週の120%を超えないように注意しましょう。あと食事制限ではなく、何を食べるか考えて、体に良いものをしっかりととることも気をつけましょう。統計では、オリンピックや世界選手権などに出場する選手は中高時代に無理な食事制限や、異常な走り込みをしていないことがわかっています。高校時代のチャンピオンが大学で燃え尽きてしまう理由もここにあります。体に必要なものをしっかりと食べて、よく寝て、良く練習する。しかも楽しみながら。それが、長い競技人生を続けるコツです。特に女子は体脂肪率が17%を下回らないように気をつけましょう。
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おはようございます。
今日は1年生も交えての練習です。
雨なので、先に学習室でビデオを見ました。
1本目は100Mで、10秒の壁を破るまでの歴史、そしてそれ以降、頂点を極めたカール・ルイスのスランプをスポーツ心理学的に説明し、リロイ・バレルというライバルを得たことによってスランプを脱出する過程について実際に見ながら学びました。人間は自分で限界を作り出します。その限界を打ち破ってくれるものの一つにbicarious experienceというものがあって、身近なライバルの存在が自分のモチベーションを維持してくれ、また、その人が活躍する姿を見てあいつにできるなら自分にもできるというように考えるようになるのですが、それを実際に再現した内容でした。
2本目は福士加代子選手の取り組みです。30K地点で足が動かなくなってしまった自分が嫌だから、その自分に打ち勝ちたくて走っているのだと思うと言っていました。自分は自分、人は人。本来であれば、自分のプライドなどから35Kで足が止まってしまったときに走ることを止めてしまう選手も多いと思います。自分は最大限頑張っているのに、もう足がぼろぼろで立っているのもやっとの状態で、沿道の人には「頑張れ」と声をかけられるつらさは、自分も味わったことがあります。その状況の中で最後まで走り続けた福士選手の強さが表れていました。
僕が陸上を始めたきっかけもここにあります。1位になることを望むのであれば、結局最終的には勝つのは世界でただ一人。でも、陸上の価値はそこではなく、自分の中の最高点を求めること、過去の自分に少しでも勝つこと、そして想像することもできなかった自分と出会うことだと思います。
箱根駅伝を見ているとよくわかります。2位でうなだれる学校もあれば、8位で大喜びする学校もあります。それぞれの学校に、それぞれの箱根のてっぺんがあり、そのてっぺんに上り詰めるために、日々、苦しい練習に耐えるのです。
こんなスポーツ、なかなかありません。
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おはようございます。
いよいよ総体支部予選2日目です。
顧問も朝からレースしました→顧問の練習4月29日
1年生もたくさん入り、いつもより賑やかな応援になります。
楽しみです。
結果のアップなどは、夜帰ってきてからになります(外ではインターネットにつなげる環境にないので)
楽しみにしてお待ちください。
ということで、支部予選が終了しました→試合結果4月29日
「この2日間本当に有意義だった」岩井君、都築君が今つぶやきました。
そういう2日間が迎えられたことをうれしく思います。
昨日に引き続き短距離の選手たちは、全員がPBを更新し、更に安達君は100Mに引き続き都大会進出を決めました!!走るごとにタイムが良くなる、そういう時期に入っています。
800Mの橋君も、初めての800Mのレースでしたが、手ごたえを感じるレースとなりました。
5000Mでは飯盛君が高1にしてレースに参戦。早速その大器ぶりを見せつけてくれました。あらかじめ設定したタイム通り、終始冷静なレース運びをし、他の選手が6周目くらいからどんどん落ちていく中、一人ごぼう抜きをして最終的には3年生まで参加のレースで18位(50人程参加のうち)という立派な結果を残しました。箱根駅伝につながる最初の一歩となりました。
今大会では、非常に良い結果が出せました。自分のこれからの目標を新たに発見することができた生徒も多かったようです。気を付けなければいけないのは、調子が良い時こそ、自分の調子をきちんと日々チェックすること。コンディション数値、しっかりつけていますか?何となく、ではダメです。しっかり数字で管理しましょう。1年間きちんと練習を続けられた人が最終的に伸びる選手です。一時の栄光に振り回されるのではなく、一歩ずつ、着実に進むことを目指しましょう。
1年生も今日は応援ありがとうございました。(最後は疲れ果ててみんな待機時間は寝ていました)
次はみんなが主役です。 |
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おはようございます。
今日は快晴です。
学年別大会まであと7日。
今日は集中練習です。
<井の頭公園陸上競技場での練習>
今日は星川コーチが来てくれました。
集中練習という位置づけで、大会前に限界近くまで追い込みました。
バランスの良い食事、アイシング、柔軟、9時就寝、6時起床、これくらいは休日でも守りましょう。
今日の話でできませんでしたが、サーカディアンリズムというものが人間の体にはあり、これは何もしないでいると人間の体は25時間でセットされてしまうという考えです。これは、朝、太陽の光を浴びることで24時間にセットされます。人間の体はこうした不思議な作り、メカニズムがあるのです。
その考えを試合に応用すると、自分の試合が予定されている時間帯に練習すると効果が上がることがわかると思います。普段だと授業などがあって思うようにできませんが、自分の試合が予定されている時間よりも早い時間に体をしっかり動かす練習ができると、本番の日もその時間に体がしっかりと動くようになります。つまり、朝練をすることが大切だということになります。朝練までいかなくても、早起きをして散歩するだけでも体は見違えるように動くようになります。試合一週間前だけでも実践してみませんか。
試合当日は、10時試合開始の場合、原則5時間前に起床、4時間半前に食事というのがベストだと言われています。ということは、5時起床、5時半朝食、となります。そういう生活を来週一週間続けてみませんか。来週は練習量を減らす時期なので、朝走る必要はありません。軽く散歩したあとは、勉強に時間をあててみたらどうでしょうか。新しい自分と出会えるかも知れません。 |
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おはようございます。
学年別大会2日目です。
昨日の興奮冷めやらぬなか、今日を迎えます。
タイム、記録に惑わされず、レースを終えるまでは自分の目指す走りに徹する。
それが上手にできれば、結果はおのずとついてくるはずです。
自分が満足できるかどうか、結局はそこにつきると思います。
良いレースを期待しています。
今日も法政高校陸上部の快進撃は続きました。→試合結果6月10日
陸上を始めてからわずか2か月の新入部員が結果を出せたことがうれしいです。
入賞者も短距離で2名計3部門、4継での入賞、長距離も2名が初入賞を果たしました。
最後の4継は見ていてかっこよすぎて泣きそうになりました。3走のキャプテン都築君は4走の安達君に渡す時に魂のこもった掛け声を出しました。痺れました。
また、入賞という形でこそあらわれなくても、練習で確認した通りのことができ、事前に設定したペース通りで走り、後半にごぼう抜きをする姿もたくさん見られました。これこそ、法政大学高校陸上部の走りです。
練習でできたことをベースに、自分の限界に挑む
記録以上に、今日の試合に対して満足している、という声がたくさん聞こえてきたことがうれしいです。うまくできたかどうか、結局最後は自分が決めることなのです。
本当に今日は一日中、みんなの可能性に驚かされ、涙腺がうるうるしっぱなしでした。
こんな感動を与えてくれてありがとう。
まだまだ練習も始まったばかりで、自分の可能性を引き出す部分はたくさん残っています。
今日の気持ちを忘れずに今後も頑張りましょう。
都大会一年生大会に出場決定した齋藤さん、飯盛君、おめでとう!!
そして、今日の様子、大量にアップしました→大会写真 |
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おはようございます。
今回は秋の駅伝についてお知らせです。
今年は11月3日に全国高校駅伝予選会、翌日4日に三鷹駅伝が予定されています。
メンバー選考は去年も厳しさを極めましたが、今年はそれぞれ以下の基準で選考したいと思います。
1.該当区間の距離に応じた距離の学内選考会結果
2.部活動に対して真摯に取り組めているかどうか(不明確な理由による散発的な欠席などがない)
基本的には1で考えますが、あまりに日頃の素行が悪い場合など(現時点では該当者がいませんが)は、1の結果が良くてもメンバーから外れることもあります。
全国高校駅伝予選会
女子 第1区 6,000m
第2区 4,097.5m
第3区 3,000m
第4区 3,000m
第5区 5,000m
補欠
男子 第1区 10,000m
第2区 3,000m
第3区 8,107.5m
第4区 8,087.5m
第5区 3,000m
第6区 5,000m
第7区 5,000m
補欠
三鷹駅伝
男女とも
第1区 3,100m
第2区 2,600m
第3区 3,200m
第4区 3,800m
補欠
三鷹駅伝は、男子2チーム、女子1チームとします。
男子A 中・長 4名+1名補欠
男子B 短距離4名+1名補欠
女子 4名+補欠複数名
選考会日程
三鷹駅伝 7月25日(合宿最終日)
都駅伝 7月14日 武蔵野陸上競技場での練習にて
今日の武蔵野陸上競技場での練習は、中・長は女子5000M、男子10000Mペース走をしました。
また一歩成長が確認できた一日でした。
大きな夢を見よう。 |
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おはようございます。
今日で試験前の練習は終了です。
短距離、中・長ともに良い仕上がり具合でした。
ここから先は勉強に集中です。
部活の最後に話しましたが、何事も始めたことは最後まで投げ出さないこと、そして常に工夫をしながら取り組むことを徹底しましょう。
他の人がただ勉強している中でも、自分はどうすればもっと効率よく勉強できるか、集中できるか、定着して覚えられるか、そういったことを考えながら、自分だけのオリジナル勉強法を探すことが大切です。このことは練習にもつながってきます。他の人がただ単に一生懸命走っているだけのなか、自分はどうすればもっと楽に、もっと速く走れるのかというほかの人が持っていない観点で走ることができる、このことは大きな違いを生み出します。
ただ苦しいだけの練習にしてしまうのか、苦しい中にも毎回驚くような発見がある練習にするのか、それは自分の心がけ、工夫次第なのです。勉強に対して真摯に真っ直ぐ向かい合い、一生懸命全力で取り組む中でも磨かれる力があるわけです。この力は勉強にとどまらず、日常生活にも影響を及ぼし、更に上述したとおり陸上にも大きな恩恵を生み出します。
学生、読んで字のごとく、学びながら生きているわけです。
学びのないところに成長はありません。
勉強/陸上と壁を作って区切るのではなく、勉強+陸上となるように、陸上を愛するように勉強も愛してください。僕は今でも学ぶことが大好きで、少しでも時間を見つけては英語やスポーツ心理学の勉強をしています。その時間を作ることが本当に大切で、英語に触れられる時間はワクワクします。人生の時間=勉強だと思うと、本当に長生きがしたい、とも思います。
今(33歳)の自分より10年後(43歳)の自分の方があらゆる面で優れた自分でありたい、そう思って毎日生活しています。
we were born;
weak, we need strength
helpless, we need aids
foolish we need reason
all that we lack at birth
all that we need when we come to men's of state
is the gift of education
Jean-Jacques Rousseau
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久しぶりの更新です。
昨日の練習は暑い中での練習となりました。
気をつけて練習していかないと、こういう時期は特に危険です。
かくいう自分も昨日は一日中、強烈な偏頭痛に襲われていて、全く練習できませんでした。走ることができなくても、せめて歩くことくらいと思って1周してみると、強烈な痛みに悩まされました。
さて、今日も放課後は武蔵野陸上競技場での練習となります。
今週末は都選抜大会兼、都一年生大会があります。
法政からは2年生安達君が100、200、1年生齋藤さんが100、200、飯盛君が3000に出ます。
土曜日は学校説明会のため、木村は参加できませんが、心の中では常に応援しています。
さて、選抜に出るメンバー以外は、春の大会シーズンが終わり、ここで一度年間を通じたperiodizationをしておきたいと思います。
1年間を12ヶ月でざっくり分けて考えると、こんな感じになります。
Base:ジョギング、トレーニング主体、練習量最大
Intensity: スピード強化練、練習量中、スピード中
Peaking: 練習量を7割に落とし、さらにスピードを最大まで
Race: 更なる追い込みはしない、調子を維持する
4月Base(1年)/Race(2,3年)
5月Intensity(1年)/Recovery(2,3年)
6月Race
7月Base
8月Intensity
9月Intensity
10月Peaking(駅伝)Intensity(短距離)
11月Race(駅伝)Intensity(短距離)
12月Recovery/Recovery
1月Base(1年)Intensity(2年)
2月Intensity
3月Peaking
現在の位置を確認し、この状態からメニューを週単位でテーマを持ち決めて、更に日々に細分化する。
目的意識を持ち、目の前のレースだけに焦点を置いてしまうのではなく、1年間単位で自分を上げていく方法を考えましょう。 |
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おはようございます。
いよいよ都選抜大会まであと2日です。
出場する選手達へ。
残り2日間は、自分の能力を上げようとせず、持っているものを全部出せる状態にコンディションを整えることを意識しましょう。短距離の選手は、日常生活からゆったり過ごすことを心がけましょう。朝寝坊して、あわてて学校に行くということも含めてないように、ゆったりと、速筋をいたわりましょう。チーターは獲物を狙う一瞬はすごいスピードを出しますが、それ以外の一日は基本、寝て過ごします。速筋のそもそもの性質は、そういうものです。
長距離の選手は走らないと満足できない傾向にあります。動いていないと安心できない、座るより、立っている方が落ち着く、しかしここでも休むことが大切です。休養トレーニングだと思いましょう。
レースに対するimageryは今日あたりから始めて、前日の朝くらいまでに済ましましょう。それ以降は、何も考えずに過ごせるように。レース当日に必要になるものも、今晩には詰め終えておきましょう。
食事もそろそろ炭水化物での充填を始める時期です。食べる量は増やさず、よく噛んで味わいながら、いつも以上に時間をかけて食事を楽しむとよいと思います。
前日に眠ることができなくても大丈夫、目を閉じて体を横にしているだけで疲れは取れます。I must sleepのようにmust的な発想をすると、脳が反抗して逆に眠れなくなります。羊も数えてはいけません。何か好きなアニメのストーリーを思い浮かべるなどするといいでしょう。
そして、何よりも心に留めておいて欲しいのが、
Look in the mirror.
ということです。鏡に自分の姿を映してみてみましょう。そこに映っているのは、福島千里選手でもなければ、江里口選手でも、佐藤悠基選手でもありません。誰かのようになろうとするのではなく、自分は自分でしかない、自分にできることだけ頑張ろう、という気持ちを忘れずに。
明日は直前練習ですが、出場選手は基本オフで、軽く調整したい選手だけ来ても構いません。
そして今日は、走っている間、駅伝のことを考えていたので、去年のものを少し出してみたいと思います。
今年度の部活保存版(に去年のが残っていました!)より(2011年9月17日)↓
おはようございます。
昨日は良い練習ができました。余韻が残っています。
今日は体をリラックスさせるメニューです。
駅伝予選まであと46日です。
昨年度駅伝結果と現在の予定で仮定した最低目標タイム
1区石井10K 36分45秒→35分30秒
2区高橋3K 10分25秒→10分00秒
3区金井8K 31分14秒→28分00秒
4区田沼8K 30分02秒→32分00秒
5区井上3K 11分17秒→10分00秒
6区清水5K 17分40秒→18分30秒
7区笹川5K 19分46秒→17分30秒
総合71位→41位
を目指します。
そして、11月3日↓
1区 3年金井 10K 37分31秒
2区 3年高橋 3K 10分32秒
3区 2年清水 8.1075K 31分06秒
4区 1年岩井 8.0875K 33分20秒
5区 1年安達 3K 10分37秒
6区 1年 橋 5K 19分27秒
7区 2年内山 5K 18分33秒
総合 90位 2時間41分06秒
全国高校駅伝予選が終わりました
去年の自分達に勝つことはできませんでした
つまり、まとめると、
1区10K3年石井36分45秒→3年金井37分31秒(+46秒)
2区3K2年高橋10分25秒→3年高橋10分32秒(+7秒)
3区8K2年金井31分14秒→2年清水31分06秒(−8秒)
4区8K1年田沼30分02秒→1年岩井33分20秒(+3分18秒)
5区3K1年井上11分17秒→1年安達10分37秒(−40秒)
6区5K1年清水17分40秒→1年 橋19分27秒(+1分47秒)
7区5K2年笹川19分46秒→2年内山18分33秒(−47秒)
71位→90位
こう考えてみると、やはり、10K、8K区間での差が結果に大きく出てきます。今年はこの区間を走りきれる3人をきちんと育てることがポイントとなりそうです。 |
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おはようございます。
連日の猛暑で、熱中症に対する警戒態勢で臨みます。
水分補給、日陰で休むこともそうですが、熱中症になるかどうかはトラックにくる前の過ごし方で8割近く決まっています。
しっかりとした睡眠をとること、十分な栄養を取ること、暑さに少しずつ、適度に体を慣らしておくことです。
スポーツ時における熱中症は、スピードと関係があるので、余裕を持った練習から徐々に慣らしていきます。
<井の頭公園陸上競技場での練習>
久しぶりの練習はやはり楽しかったです。
みんなと練習できるのは一味違いますね。
今日は猛暑に体を慣らすメニューでした。抑え目にしてよかったです。熱中症になることなくスタートできました。明日は少し負荷を上げるので、気持ちは分かりますが、夜はしっかり寝てください。
三鷹駅伝の申し込みを明日します。
1区3.1K、2区2.6K、3区3.2K、4区3.8Kです。
法政男子短距離
1区 渋谷→ 2区 都築→ 3区 大曽根→ 4区 安達 :補欠 清水
法政男子長距離
1区 岩井→ 2区 橋 → 3区 内山 → 4区 飯盛 :補欠 奥野
法政女子
1区 滝沢 → 2区 谷川 → 3区 松野 → 4区 松家 :補欠 三角、吉村、丸田、高橋
あくまで仮エントリーです。秋の練習での状況や、選考会、都駅伝後の様子などで補欠と登録選手の交代は当日朝まで考えます。 |
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おはようございます。
新人予選2日目です。
今日も法政の快進撃が続きました。
どのレースでも見ているとドキドキします。
今日も8人枠を目指して全力で挑みました→新人戦予選2日目
今回の新人戦予選では、
1年女子 丸田さん、三角さん、高橋さん、2年安達君がPB更新をして、
1年女子 齋藤さんが100M、200M両方、2年安達君が200M、2年男子4継チームが都大会出場を決めました。
去年は都大会に出場するということで終わってしまいましたが、今年はここからが勝負だと思います。
私たちの限界はまだまだ先にある。
今を生きよう。Seize the day.
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おはようございます。
今日は駅伝選考会です。
自分の努力してきたことを信じて、頑張りましょう。
<武蔵野陸上競技場での練習>
選考会結果
5000M
飯盛 16分32秒(PB1秒更新!!)
奥野 18分40秒
内山 19分18秒
岩井 19分18秒
橋 19分56秒
3000M
松家 11分54秒
丸田 12分19秒(PB32秒更新!!)
高橋 12分51秒(PB12秒更新!!)
吉村 13分02秒
この2週間、練習量も、質も今まで以上に積んできて、重い足のなかテーパリングもせずに結果を出すことができたのは、大きな収穫です。あと1か月とちょっとでどこまで上げられるかわかりませんが、これまでのような駅伝の前だけ盛り上がる部活から早く脱却して、年間通じて駅伝をイメージして練習を積める部活になりたいと思います。今回の結果から、毎回の練習にきちんと出ることの大切さを学んでもらえたと思います。次は、チーム全体でこの気持ちを味わいたいと願います。
法政の短距離陣が強いのは、一人ひとりが練習を大切にし、目標をもって取り組めているからだと思います。もちろん、強くなれば見える世界も変わるので、練習に出るとか、出ないとか、そういう話ではなく、練習に出るのは当たり前、きついことに対して真正面から取り組むのも当たり前、そのうえでいかにそのスポーツにcommitできるか、都大会の舞台はそういう意識の選手が立つ場所です。その中で勝負を挑むということは、一筋縄ではいきません。ですが、勝負する前から自分の限界を決めてしまうような小さな人間になってほしくありません。自分の可能性はどこまでも高く広がっていて、常に目を輝かせながら練習に取り組む自分であってほしいと思います。
都大会、楽しみにしています。 |
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おはようございます。
都大会初日です。
報告待ってます。
→都大会初日結果
難しいです。
レベルが高い戦いになると、あと少し、という気持ちが強くなります。
何か今までと違うことをしなくては、という心理になり、結果として無理をしてしまう。
練習でやっていないことをやってみたくなる。
自分たちのやってきたことを信じるように、
それだけ君たちにはアドバイスをしました。
練習でやっていないことをやるのではなく、
自分たちがやってきたことを最後まで信じられるかどうか、
それが強さの証拠です。
近道はありません。
地道に少しずつ昨日までの自分を越えていく作業をしていくしかないのです。
努力した量ほどの結果は生まれず、あれだけやったのに、たったこれだけという進歩かもしれません。
それでも、その進歩に喜びを見出し、最後まで地道にコツコツと練習を積めた人が、スタートラインに立ったときに最後まで自信をもてるのです。
良きライバル達の力を借りますが、最後はやはり自分との勝負です。
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おはようございます。
今日は練習の最初のところで、以下のような内容を話しました。
まず短距離について
都大会という舞台に立ち、自分たちに足りない一番のものは、練習に対する姿勢だと思いました。
レストに対する考え方を変え、より高い意識で1本1本取り組めるように話しました。
そして、中長の文化祭への関わり方について
文化祭期間中であっても、練習にこられるかどうか、そこが最大のチャレンジです。クラスとの協力はもちろん大切なことですので、きちんとコミュニケーションをとって、まず伝えること。15時40分から17時30分まで何とか練習させてもらえないかと。そのうえで、17時30分以降は、他の人の2倍、3倍頑張って働く。他の人が面倒くさいと嫌がるような仕事を率先して請け負う。そういう本気さが今年は足りなかった。
文化祭準備の日まで含めて最後まで練習に出てきていたメンバーは、競技力で見てもやはり中核となるメンバーです。練習に対する意識の差をもっと高いレベルでみんなが共有できるようにしたいと思っています。
陸上は、あれだけやっても、これだけしか伸びないという厳しいスポーツです。一気に速くなるという裏ワザはありません。ちょっとずつの積み重ねにたいして、要求される努力の量が大きい。その大きさに先に参ってしまった人から脱落していきます。でも、最後まで自分の可能性を信じて進むことができたひとが、その人のみが、最後笑って終わることができるのです。
SEIZE THE DAY
君達が背中に背負ってるもの
その日を掴め
この一瞬一瞬を一生懸命に生きること
楽しいこと、好きなことに対して一生懸命になることは誰にでもできること
苦しいこと、嫌なこと、自分を成長させるための学業、どんなことに対しても真正面から立ち向かってほしい
それこそが、この言葉の真意です
そして、君たちにしかできないことをやってほしい
100Mを11、12秒台で走ったり
5000、10000のPace走を週に2回も行うこと
これは誰でもできることじゃない
君たちだからこそできること
こんなに苦しんで、頑張って、
それでもみんなから脚光を浴びるような花道が用意されているわけじゃない
でも、僕は見ています
ここにこんなに頑張っている部員がいること
声を大にして言いたい
君たちこそ、今を生きていると
みんなの頑張りをもっと多くの人に見てもらいたい
僕にできるのは、そのための努力をすること
そして、大きな夢を描くこと
この部活はまだ発展途中
満足したらそこで終わり
自分の可能性を信じられなくなったら成長は止まる
夢を持ち続けること
常に走り続けること
昨日より今日
今日より明日
成長した自分を追い求めること
そのための努力を惜しまないこと
And that's the spirit of
SEIZE THE DAY
そして、練習の方ですが、本当に厳しいメニューでしたが、短距離もこれまで以上に真剣に取り組む姿が印象的でした。中・長は女子8000、男子13000というメニューでしたが、全員設定クリアしました。 |
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おはようございます。
いよいよ明日新人都大会です。
またあの舞台に立てることを存分に楽しんでもらいたいと思います。
<井の頭公園陸上競技場での練習>
レース前の自分の調子を上げていく作業は、非常に繊細で、難しく、それでいてやりがいのあるものです。
全てがうまくいったときの充実感、これならいける、と思えるみなぎる力。そうした状態でスタートラインにつくことができる人は幸せです。思えば、スタートラインに立ったときに勝負はついているのかもしれません。スタートラインにつくまでに何ができるか、どこまで自分を高められるか、そうした練習ができていたか、全て自分がわかっていることです。他の人はごまかせても自分のことはごまかせません。やはり、陸上は厳しいスポーツです。なぜなら戦う相手が、自分だからです。
今日の中・長は2000×3本でした。それぞれの設定が、各部員の乳酸閾値での設定なので、1本1本が自分の限界との戦いです。設定を切れた人、切れなかった人、それぞれ出ましたが、いかに弱気な自分と戦うか、結局は心の戦いです。これは走っているときだけでは決して培うことのできるものではありません。
普段の生活で、どれだけ自分と向き合えるか、嫌なこと、面倒なことから逃げずに真正面から取り組むことができるか。
やるか、やらないか、その2択を迫られたときに、やる、という選択を積み重ねてきた人に与えられる心の強さです。
部活も、勉強も、日常生活も、友達との関係も、全て自分を成長させるための2択の連続です。 |
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今晩は。
新兵器が届きました。

これまで4継などでスタートの選手になると300mmレンズでも寄り切れませんでしたが、sonyは500mmレンズになると100万を超えてしまいます。手ごろな値段で500mmのレンズもあったのですが、現在は生産完了。メーカーに問い合わせたところ、カメラ本体を現在のα55からα57にというアドバイス。これだと300mmのレンズで画素数を落とすことなく2倍までズームが可能とのこと、計算上は600mmになります。その上、普通のデジタルカメラのように画素数を落としてのズームが更に機能についているので(そちらの機能は使うことがないでしょうけど)、とにかくよりきちんとスタートの選手の表情も写せるようになるはずです。あとは腕を磨くしかないですね。
頼むぞ、相棒。
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おはようございます。
今日は出雲駅伝がありました。
このレースからわかることは、
強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強いということです。
記録を見て結果が予測できる部分と、人の心が影響する範囲の大きさ、持ちタイムでは4位の明治が1区で最下位。早稲田も大迫君が途中まで先頭を引っ張っていましたが、失速。たった一人の予想外の結果が、6人でつなぐ駅伝では、1/6ではなく、×−6となってチーム全体の結果に影響を与えました。競技スポーツに携わった人間なら誰しも経験があるはずですが、予想外の出来事が生み出す力みは、最悪の結果を招くのです。
持ちタイム→最終結果
1位 IVY→8位
2位 駒沢→5位
3位 東洋→2位
早稲田→6位
4位 明治→10位圏外
5位 青学→優勝
6位 城西→9位
7位 順天→7位
8位 中央→3位
9位 山梨→10位圏外
10位 國學院→10位
三大駅伝制覇、史上最強チームの呼び声高かった駒沢が5位。早稲田が6位。明治は10位圏外。そして、青学が優勝、中央が3位。競技能力だけでは勝てません。スポーツには心のコントロールが必要だということが、改めて実証されました。スポーツ心理学では、最悪の結果を予測して準備するという技術があります。これをWhat ifと呼びますが、もし、1位で帰ってくるはずの襷がビリでつなぐことになったらとか、エースが途中で失速したらとか、天気が急に荒れたらなど、考えられる全ての最悪をイメージして、あらかじめチームの中で戦略を立てておくことを言います。駅伝では、主に監督が(普通につないだ場合の)筋書きを考え、タイムの指示などをしていることが多いと思いますが、実際に必要なのは、最悪のことが起こった時にどうすべきかです。ただでさえ予測しなかったことが起きてパニックになっている状態で、何の指示もなければ、とにかくがむしゃらに前をおっかけるという、よく訳のわからないまま走らなくてはいけない状態を促進し、更なる力みを生み出します。オーバーペースがベストを生み出すことは決してありません。自分の持っている力の少し先の力をちょっとずつ引き出しながら我慢して走って、最後に限界を超える、最高の走りを生み出すのは自分の状態に対する冷静さと、このまま走れば絶対に勝てるという強い自信です。それらを生み出すのは、スタート時の心の状態以外の何物でもありません。それまでの厳しい練習も、苦しい思いも、全てこの冷静さと自信を生み出すための副産物にすぎません。
強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強い。
メールで回したので、みんな見たと思いますが、多くのことが学べたレースでした。
明日は駅伝最終選考会です。
一人ひとりの頑張りがチーム全体に何倍にもなって還元され、誰か一人でも準備不足な状態で臨めば、チーム全体の努力が消えていくという駅伝の特性をよく理解し、頑張ってほしいと思います。 |
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おはようございます。
今日は駅伝最終選考会の日です。
緊張しますが、みんながベストを出してくれることを祈っています。
<井の頭公園陸上競技場での練習>
5000男子
1組 飯盛 16分19秒(PB10秒以上更新)
2組 奥野 17分57秒(PB30秒以上更新)
清水 17分58秒
内山 18分24秒
橋 19分19秒
岩井 DNS
3000女子
1組 松家 11分34秒(PB4秒更新)
丸田 12分07秒(PB40秒以上更新)
高橋 12分33秒(PB20秒以上更新)
谷川 12分33秒(PB60秒以上更新)
瀧澤 12分40秒
吉村 13分01秒
松野 ラビット
三角 DNS
今日は朝から風邪を引いていて、実はテンションが低くなっていました。それでもみんなのラビットをやりながら、限界まで頑張っている息遣いを肩越しに感じ、大きな感動と、元気をもらいました。しかも、この結果。本当にびっくりです。いつだって次の一歩を踏み出す力をくれるのは、君たちの頑張りです。井の頭公園陸上競技場で、この結果。本当にスゴイ、の一言です。
きっと、きつかったと思いますが、それ以上に多くの喜びを感じられたのではないでしょうか。苦しいかどうかは問題ではなく、そうするだけの価値があるかどうか、今日、走っているときのみんなの姿は、昨日の出雲駅伝の選手達と同じ輝きがあったと断言できます。自分にだって、人を感動させるものがある。本番の駅伝でも、今日のような走りができることを期待しています。
今回の結果と、直前までの練習の状況を見ながら最終的10月31日にメンバーの決定をします。 |
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おはようございます。
全国高校駅伝東京都予選会まであと6日。
三鷹駅伝まであと7日です。
今日は都駅伝の試走をしました。
本番と同じ時間、同じ場所に集合し、リハーサルをしておくことは非常に大切なことです。
Imageryをする上でも、コースのイメージは欠かせません。
例年そうですが、都駅伝の1週間前は、新宿区の中学校の駅伝大会が同じ場所で開かれています。今日もたくさん中学生がいました。法政の名前もきっと覚えてもらえたはずです。箱根駅伝の予選会を見事通過した法政大学の名前を背負って走れる幸せ。同時にその名に恥じない堂々とした走りをする責任もあります。
本番を想定した襷渡しも行いました。良いイメージができたと思います。
自分は当日は係があるので、襷渡しが見られませんが、滝沢さんに写真撮影をお願いしたので、きっと良い写真が見られると思います。法政のユニフォーム、オレンジの襷、想像するだけでワクワクしてきますね。
そして、今日は全日本大学女子駅伝です。
義弟がコーチを務める大東文化大学の女子チームも出場しました。
去年から女子チームが作られ、最初の駅伝で見事全日本の出場権をつかみましたが、本番では3区で棄権。本当に悔しい思いをしました。今年はその3区を走った田山選手(妹)がアンカーで走りました。襷をもらう瞬間からシード権ギリギリの6位。しかも7位の選手との差がほとんどない状態。見ている側からすると本当にハラハラする瞬間でしたが、走っている選手からすると、この1年間で経験してきたことのほうがよっぽどつらく、厳しい道のりだったのだと思います。堂々とした良い走りでした。優勝した立命館のゴールの瞬間、そして大東のゴールの瞬間、2回泣きました。この2つのチームは、ゴールした瞬間、走っている選手も、見守っている選手も、サポートに回った選手も、みんなが同じ気持ちでゴールを迎えているのが伝わってきたからです。同じ一つの目標に向かって努力し、そして結果をつかみ取った。そこには1位も、6位も関係ありません。同じだけの価値があるのです。
本当に、感動させられました。ありがとうございました。義弟も現地でサポートしていたようです。選手、コーチ、監督、そして大会を運営された方々、皆様お疲れ様でした。 |
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おはようございます。
全国高校駅伝予選会まであと3日。
三鷹駅伝まであと4日です。
今日の練習後、メンバー発表です。
<井の頭公園陸上競技場での練習>
本当に今日まで無事練習できたことを誇りに思います。あとは陸上の神様がきっと何とかしてくれます。自分たちは安心して今までやってきたことを発揮しましょう。
これが、2012年度法政大学高校陸上部最速の布陣です。
都駅伝男子
1区10K 飯盛
2区 3K 安達
3区 8K 内山
4区 8K 奥野
5区 3K 橋
6区 5K 岩井
7区 5K 清水
補欠 大曽根、渋谷、都築
都駅伝女子
1区 6K 松家
2区 4K 高橋
3区 3K 三角
4区 3K 吉村
5区 5K 丸田
補欠 滝沢、松野、補助員(男女両方の時間帯)松野、谷川
三鷹駅伝男子長距離
1区 3.1K 岩井
2区 2.6K 奥野
3区 3.2K 内山
4区 3.8K 飯盛
補欠 橋 C・Cサポート
三鷹駅伝男子短距離
1区 3.1K 渋谷
2区 2.6K 都築
3区 3.2K 大曽根
4区 3.8K 安達
補欠 清水 東児童館サポート
三鷹駅伝女子
1区 3.1K 滝沢
2区 2.6K 谷川
3区 3.2K 丸田
4区 3.8K 松家
補欠 三角 山本記念館サポート、吉村 C・Cサポート、松野 スタートサポート、高橋 スタートサポート、(上村 東児童館サポート)
走る人、走らない人全て含んで陸上部です。当日もサポートの力なくして最高の走りはできません。自分が走る、走らないに関係なく、チームのために尽くせる人であってください。チームのために力を尽くせる人の数が多ければ多いほど、当日、選手達に更なる力が与えられます。チーム一丸となって、法政旋風を巻き起こしましょう。
For the strength of the Pack is the Wolf,
And the strength of the Wolf is the Pack.
(Pack)チームの力は個の力(Wolf)により決まり、チームの力は個の力の助けとなる。 Rudyard Kipling
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おはようございます。
いよいよ明日、全国高校駅伝東京都予選会です。
<前日ミーティング>
今日のミーティングでは、必要な物の配布などを行い、当日の流れを確認しました。
あとはゆったりと、落ち着いて、当日を迎えてください。
思い返してみれば、本当にいろんなことがあった半年でした。
顧問の立場からすれば、去年初めて陸上部の顧問になり、自分がイメージしている部活の姿と、それまでの陸上部の在り方に大きな隔たりがあり、大きな波がありました。そして、2012年を迎えて、元旦のランニング中に不思議な予兆を経験し、何となく今年は凄いことが起きそうだと思っていました。
そして、新入生歓迎会に向けて半年前から準備していたスライドショー、部員が一生懸命走っている格好いい姿を普段は見てもらえない分、この機会に新入生にしっかりみてもらいたい!という気持ちで作りました。歓迎会前日はワクワクして眠れませんでした。そして、現在の幹部たちの当日の話。自分もホールで見ていました。それまでいろんな部活が面白おかしく説明している中で、陸上部のスライドショーが流れたあと、雰囲気が一瞬にして変わったのを感じました。そこで、君達が言った言葉は、本当に清清しく、立っている姿勢一つとっても伝わるものがあったと思います。そして、最後の一礼。何も指示していませんでしたが、君たちの心の真っ直ぐさが自然とそうさせたのだと思います。
僕は一人、泣いていました。教員室に戻ってきてから、高1の担任の先生に、陸上部の説明、何だか本当に清清しくてよかったです、と言われたときは本当にうれしかったです。
そして、幹部を中心に説明会への呼びかけを行い、歓迎会のあと、説明会の会場に向かいました。そこには、目を見張るほどの新入生が集まっていました。その時、僕は元旦の予兆が何だったのか、わかった気がしました。
今年はきっと何か起きる。
そこに集まってくれた新入生全員が陸上部に入ってくれたわけではありません。来年は、集まってくれた人全員に陸上部の良さが伝わるように、新しい幹部と一緒にもっともっと工夫していきたいと思います。もちろん、法政高校陸上部の良さを包み隠さず伝えるという意味であって、面白おかしくするという意味ではありません。
そして、縁あって、現在の8人の新入部員が入ってきてくれました。
中学から陸上をしていたのは、短距離の齋藤さん、谷川さん、中距離の松野さん、長距離の奥野君だけで、実質、みんなで一からスタートする形になりました。最初はフォームも定まらず、本気で走ってもジョックのようなスピードしか出なかった新入生たちが、厳しい練習を積んでいく中で、大きく成長していくのを見るのは、驚きであり、やりがいを感じさせるものでした。
今年から発足させたコーチ制度で、星川コーチ、そして田中コーチという強力な助けを得て、法政高校陸上部がこれからも成長し続けるサイクルを生み出すことができました。
その後の春のトラックシーズンを終え、夏合宿に突入しました。同じ目的を持ったもの同士が、24時間を共に、走るための最高の環境で過ごす充実感は、今でも忘れられません。・・・早く夏合宿に行きたいですね。
とにかく、ひたすら、君たちは走り続けてきました。努力は必ず報われます。他の学校と比べても、負けていません。もちろん、去年からのスタートなので、まだまだ強くなるために必要なことが全てできているとは言えません。甘い部分もたくさんあります。それでも、僕には一つだけ譲れない信条があります。それは、部員の望むこと、そして顧問の望むこと、両方が一致しないと本当の意味での成長にはつながらない、という考え方です。僕の気持ちに、君達が答え、少しずつ、少しずつ、でも確実に変化していく部活をお互いに作り上げてきました。一緒に作り上げてきたからこそ、自信をもって言えることがあります。
君たちは間違いなく最強の陸上部員だ!
自信を持って、行ってこい!
Playing for yourself wins trophies; playing for your team wins championships.
Tommy Lasorda(manager of the LA dodgers baseball team)
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おはようございます。
今日は全国高校駅伝東京都予選会がありました→都駅伝写真
顧問になってから2年目。
今日の駅伝で感じたことを言葉にするのは本当に難しいことです。
この日のためにやってきたんだなぁと思いました。
そして、どんなにやり直したいと思っても、また1年あと。
僕たちがいろんなものの選択肢の中から走ることを選び、まっすぐ取り組んできた結果です。
ありがとうございました。
全国高校駅伝東京都予選会
男子の部
1区10K 1年 飯盛 33分44秒 区間48位 総合33分44秒 48位
2区 3K 2年 安達 10分18秒 区間51位 総合44分02秒 44位
3区 8K 3年 内山 30分29秒 区間83位 総合1時間14分31秒 66位
4区 8K 1年 奥野 31分12秒 区間88位 総合1時間45分43秒 73位
5区 3K 2年 橋 10分52秒 区間58位 総合1時間56分35秒 69位
6区 5K 2年 岩井 18分46秒 区間68位 総合2時間15分21秒 70位
7区 5K 3年 清水 17分10秒 区間23位
総合2時間32分31秒 63位 (昨年は2時間41分06秒 90位)
女子の部
1区 6K 2年 松家 25分08秒 区間35位 総合25分08秒 35位
2区 4K 1年 高橋 17分47秒 区間42位 総合42分55秒 40位
3区 3K 1年 三角 12分02秒 区間18位 総合54分57秒 32位
4区 3K 2年 吉村 13分19秒 区間47位 総合1時間08分16秒 35位
5区 5K 1年 丸田 21分40秒 区間40位
総合1時間29分56秒 35位 (初参戦。1,2年生チームでの健闘)
法政高校陸上部はこれからも自分たちの可能性を最後まで信じて、嫌なこと、苦しいことから逃げずに努力し続けます。そしてまた来年、今年の自分たちよりも数倍強くなった自分たちで、今年は見ることさえ叶わなかった夢を実現させたいと思います。
そして、明日は三鷹駅伝です。応援よろしくお願いします。
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おはようございます。
今日は三鷹駅伝→三鷹駅伝写真でした。学校のHPにも紹介されました(トピックスのところです)→法政中高HP
二日連続の駅伝。こんなこと挑戦するのも法政くらいだと思います。
日頃お世話になっている、愛する三鷹市に僕たちが貢献できることといったら、走ることくらい、それならせめて、一生懸命走ろうということで走りました。
とにかく前だけを見続けて進んできた法政大学高校陸上部、結果を出すためだけに頑張るのではなく、一歩一歩、毎回の練習での成長を大切に走り続けてきました。
その成果です。
ご覧ください。
三鷹市民駅伝
一般男子の部
法政高校男子長距離
1区 2年 岩井
2区 1年 奥野
3区 3年 内山
4区 1年 飯盛
6位入賞 41分50秒
法政高校男子短距離
1区 2年 渋谷
2区 2年 都築
3区 2年 大曽根
4区 2年 安達
11位 45分28秒
一般女子の部
法政高校女子
1区 3年 瀧澤
2区 1年 谷川
3区 1年 丸田
4区 2年 松家
優勝 50分31秒(2位と2分近くの差をつけて)
去年の三鷹駅伝では、女子は人数がそろわず、他の部活から2名の助っ人を借りての参戦でした。
たった一年でも、大きな成長ができることを証明しました。
男子も、まだまだこんなものではありません。たとえ、来年も二日連続の参戦となったとしても、それでも確実に3位に入れるように強くしていきたいです。
女子は、ここから何連覇できるか、その記録にチャレンジです。そして、都駅伝では、2年後の関東大会出場を目指します。
最後になりましたが、たくさんの保護者の方々、法政大学駅伝友の会、交友連合会、後援会の皆様には多大なるご支援、応援をいただきました。ありがとうございました。
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おはようございます。
昨日は東日本女子駅伝でしたね。
実業団、中学生、高校生、大学生が地域を代表して襷をつなぐレースです。
高校生では、都駅伝で優勝した八王子高校の生徒が東京都代表として1区を走っていました。やはり、夢は大きく持たないといけません。見ていてドキドキしたのは、自分だけでしょうか。
進学校で十分な練習時間の取れない生徒や、陸上を始めてまだ2年という生徒も走っていました。いろんなことを言い訳にしがちですが、同じ高校生と勝負しているという事実を忘れてはいけません。
今日は天気が微妙な感じですが、与えられた環境でできることを精一杯やりたいと思います。才能ではなく、練習が強くしてくれます。練習で負けていなければ、レースでも必ず勝てるはずです。
<井の頭公園陸上競技場での練習>
短距離は暗い中でも最後までしっかり練習しています。今日は星川コーチも来てくれたので、良い練習になりました。
長距離は、男子が調子を落としてきていて、設定を切れませんでした。レースの疲れが出てきていると思います。
うまく調整して、23日の秋季大会では、良い走りをさせたいと思います。
三鷹駅伝の結果が出ました。
三鷹市民駅伝
一般男子の部
法政高校男子長距離
1区3.1km 2年 岩井 10分13秒@3分17秒
2区2.6km 1年 奥野 8分43秒@3分21秒
3区3.2km 3年 内山 11分06秒@3分28秒
4区3.8km 1年 区間3位 飯盛 11分48秒@3分06秒
6位入賞 41分50秒
法政高校男子短距離
1区 2年 渋谷 11分06秒@3分34秒
2区 2年 都築 9分28秒@3分38秒
3区 2年 大曽根 12分09秒@3分47秒
4区 2年 安達 12分45秒@3分21秒
11位 45分28秒
一般女子の部
法政高校女子
1区 3年 瀧澤 区間3位 12分16秒@3分57秒
2区 1年 谷川 区間賞 10分28秒@4分01秒
3区 1年 丸田 区間3位 13分00秒@4分03秒
4区 2年 松家 区間賞 14分47秒@3分53秒
優勝 50分31秒(2位と2分近くの差をつけて)
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おはようございます。
いよいよ今日は秋季大会です。
男女1年生が出場します。陸上を始めて半年、大きく成長した部員の姿を見れることが楽しみです。
結果と写真は戻ってから更新します。
すごいことが起きました!
試合結果、大会写真
まずは飯盛君。僕の設定では16分8秒。それでも、本人は16分を切りたいという強い気持ちを持っていて、最初の2,3周は設定より速めに入ってもいいことにしました。練習中でも我慢強さを見せる飯盛君だけあって、最後まで粘ってくれました。15分台突入、おめでとう!
そして奥野君。設定では17分40秒。飯盛君同様、最初の2周までは速めに入り、3周目には戻すように指示をしました。奥野君は、ペースメークが天才的に上手いです。今日もぴったり、指示通り走りました。ところが、4組だけあって、中盤から先頭がスピードを落とし、ペースを維持するために仕方なく奥野君が先頭を走ることに。ここでスタミナを奪われます。これも経験なので仕方ありませんが、力まずによくペースを刻みました。
最後は高橋さん。レース前から不安な表情を浮かべていましたが、僕は絶対に高橋さんが設定を切る自信がありました。設定は12分25秒。女子は1組から明らかなオーバーペースの傾向がありましたが、やはり2組もみんな完全にオーバーペース。そんな中、僕の設定どおりペースを刻んでいる高橋さんは最初は後ろから2番目。それでも、3,4周目からはオーバーペースの選手たちがどんどん脱落してきて、高橋さんの追い上げが始まりました。かっこよかったです。結局、10番目でフィニッシュ。前回の大会では一人も選手を抜かすことができず、悔しい思いをしました。本当に成長しました。
今回の大会で確信しました。
やはり、君たちは僕の想像を遥かに超える可能性を持っている!
春の大会では、信じられないことが起こりそうです。
夢は描いたもの勝ちです。
大きな夢を描きましょう。
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おはようございます。
ニューイヤー駅伝まであと5日。箱根駅伝まであと6日です。
そして、今日は3年生の引退式の日です。
振り返ってみると、今の3年生が2年生の時に僕が顧問になりました。
それまではずっと硬式テニス部の顧問をしていて、2006年に自分自身が走り始めてからは、トレーニング、栄養面、心理面などのテニス技術以外の部分でテニス部に関わり続けました。テニスに関しては兼坂先生がいらっしゃって、その上にダンロップのプロテニスコーチの西山さんもいました。テニスで直接かかわれればよかったのですが、部員が一番苦手とする走ることや、体を鍛えること、そういった面で関わり続けることは難しい部分もありました。それでも、シャトルランで硬式テニス部が他の部活を抑えて上位を独占したり、フィジカルでどこにも負けない状態に仕上げて公式戦で結果を残したりする部員の姿を見ることもできました。多くの部員が自分のことを頼ってくれているなか、それでも陸上部に移るという選択は非常に厳しいものがありました。
でも、テニス部を連れて毎日のように井の頭公園陸上競技場で走っていると、目に映るのは部員だけで頑張っている陸上部の姿でした。
走るという行為は、テニス部ではテニスを上手くなるための補助的なものであり、時としては罰ランのようなペナルティーとなるものでした。しかし、僕が知っている走るという行為は、楽しさと対になるものであって、楽しいから走る、走るから楽しい、となるはずのものでした。指導者が既に2人いるテニス部ではなく、自分のことを必要としている部活があるのではないか、と思うようになりました。
3年生とは、2年間の間にたくさんの思い出を作ることができました。

清水君はキャプテンで、部活の方向性が急激に変わっていく中、僕と部員の間に立たされたことは本当に大変だったと思います。それでもしっかりと部活の軸となり、陸上に打ち込み、高い目標をもって取り組めたことは清水君の持っている強さだと思います。短距離にも関わらず、人数が足りないために毎年駅伝にも走ってもらいました。駅伝での適正も高く、大いに活躍してくれました。部長の中の部長だと思います。

内山君は、長距離で、よく一緒に走りました。走っている中でいろいろなことを話しました。特に映画に対する知識はプロフェッショナルの域に達していて、逆に多くのことを教えられました。長い距離をコツコツと走ることが大好きで、長距離ブロックの長として、後輩の面倒をよく見てくれました。走れば走るほど記録が伸び、2年間でフォームもずいぶんと変わりました。一緒に合宿に行けなかったことが惜しい気持ちです。

滝沢さんは、たった一人の女子部員として合宿にも一人で参加するなど、心理的にもきつい状態でしたが、本当に走ることが大好きでした。短距離にも関わらず、駅伝にも毎年参加してくれて、長距離練習の時に滝沢さんともよく話をしました。部員の誰に対しても優しく、気を配ることができる性格で、気づかないうちに部活のムードメーカーになっていました。合宿で一人になってしまう滝沢さんのために約束したお菓子交換、いろいろ迷いながら選んだお菓子を渡すと、滝沢さんはその約束を忘れていました。このことは忘れません。
これで終わりと思うと涙が出てきてしまいますが、3年生には3学期も引き続き部活に出てもらうつもりですし、大学生になってからも練習環境が大学で作れない場合には部活で練習するつもりで来てもらおうと思っています。毎年入ってくる入学生の数で考えていると増減がありますが、僕が考えているのはOB/OGを含めての法政高校陸上部です。増えることはあっても、減ることは絶対にないのです。常に練習に出てきてれるOB/OGが増え続けるほど、この部活は発展していくと思います。スポーツ推薦があるわけでもなく、中学から陸上部があるわけでもない、練習する環境さえ学校の中にはない、勉強の超えなくてはいけないハードルも他校と比べると非常に高い、そういう状況の中で法政高校陸上部の強みと言えるのは、常に僕たちのことを考えてくれるOB/OGがたくさんいるということです。
現役とOB/OGをつなぎ続けるためであれば、ホームページの更新にかかる負担時間など訳ないのです。
3年生がそうしたOB/OGになってくれることを祈って、高校陸上の現役生活、お疲れ様でした。→引退式の写真
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(引退式を見ようとされた方へ:引退式の内容はこの次の12月27日になります。)
おはようございます。
New Year駅伝まであと4日、箱根駅伝まであと5日です。
昨日は引退式でしたが、部員全員に一年間の活動をスライドにDVDとTシャツ型のキーホルダーをプレゼントしました。保護者の方に見せていないということだったので、よろしければお子様にご確認ください。
今日は年内最後の練習でした。
中・長はペース走で走りおさめをしました。
短距離はTTでした。この寒い季節に行ったことを考えると、力がついてきていることを確認できる結果となりました。
そして、練習納めということで最後に1本締めで締めくくりましたが、2012年という1年間は自分にとっても特別な1年になりました。
力のある2年生たちを軸に、新しく1年生が多数入部してくれてスタートした4月。あの時ほど希望に満ちた瞬間はありません。責任を持って指導するという観点では、短距離ブロックの指導をどう厚くしていくかということは2011年から課題として感じていたので、星川コーチ、田中コーチに引き受けてもらえる体制を部費からもバックアップしてもらいながら作ることができたことが地味なようでいて、自分の中では何よりも大きな改革でした。上から押し付けるのではなく、部員の望むことを理解したうえで指導する、そのスタンスは陸上部を卒業したOB/OGでなければ感覚として理解できません。そのうえ、この部活で強くなった選手が、大学に行ってからも責任を持って指導するサイクルが確立すれば、先輩から後輩へと受け継がれていくものが残り続けます。何よりも法政大学高校陸上部を大学に行ってからも続けられるというメリットもコーチの側にもあるはずです。
中・長は大会の度に自己記録を更新し続け、いまだに底が見えません。そして、女子を中心に層が厚くなったことにより競争意識も芽生えてきました。このことも部活全体の底上げとして大きな役割を果たしています。
しかし、いいことばかりではありません。多くの波もありました。そうした波が起きた時、自分はあえて静観していました。2年目を迎えた部員達の力を信じていたからです。きっと自分たちで解決しようとするはず、解決できるはず、そう思って、しゃしゃりでるのをやめました。このことも2年目の大きな変化でした。
思った通り、そして予測した以上に、部員達にまかせたことは良い結果をもたらしました。指導者が一方的に何かを決めてやらせるのよりも、自分たちで考えてやる、と決めたことの方がよっぽど強い強制力を持ちます。そうした強制力は、先生が見ているからこうしようという消極的な、先生が見ていないところではやらないというものではなく、自分たちで決めたことだからしっかりやろう、という積極的な力を持っています。何より、監視しているのは先生ではなく、自分たちの心の目なのです。
2年目でそこまでいけるとは思っていませんでしたが、それも部員たちのまっすぐさ、純粋さが生み出した結果なのだと思います。自分が描いている3年目の到達点は更に高い位置になっていますし、新たな波が部員達を飲み込もうとすることもあると思います。それでも、2年生の練習に対するまっすぐな姿勢、休むことなく取り組む姿勢を信じていますし、1年生の負けん気の強さ、根性強さを信じているので、2013年も今年1年間みんなのおかげで感じさせてもらえたレース前のワクワク感、ドキドキ感、そして感動とまた出会えることを今から頭の中で妄想し、一人勝手に盛り上がっている状態です。
春のトラックシーズン、短距離を中心に支部の大会では上位にみんな食い込んで、法政短距離の強さを更に印象付けることでしょう。多くの1年生を迎えて、女子の短距離も4継が実現するはずです。中距離、長距離も初の表彰を経験する1年生も出てくると思います。
夏、暑さに負けず練習に打ち込んだチームの勝ちです。そして、何よりまたファンタイムさんで合宿できることを考えると、今から寝れない夜になってしまいます。スライドでも見ましたが、本当にみんな生き生きした良い表情をしていました。24時間陸上のことだけを考えながら一緒に過ごせることって特別ですね。
そして迎える私学大会、新人戦、成長した君たちはどのような期待感をもって、これらのレースに臨むのでしょうか。
秋、駅伝。今年も去年の順位のゼッケンを付けながら、自分たちの立ち位置はここではない、という強い気持ちでスタートラインにつきましたが、来年も今年の順位ゼッケンに対して、塗り替えること以外の何の気持ちも持たない状態で、立派に走ってくれることでしょう。
そして、冬。暗く、寒い中での練習。1年の4分の一をどう過ごすかで、残りの4分の三がどうなるかが決まります。この時期にしっかり頑張れれば、他の時期はどんな練習でも楽しく感じることでしょう。
こうして迎える、高3の引退。僕は、自分の原点は、部活の引退で涙を流しながら、自分の将来に希望を持つことでした。今の高2にも、あれだけ苦しいことに耐えてきたんだから、きっとこれから先どんなことが待ち受けていても頑張れる。はじめは届くことのない高みだと思っていても、それを目指して努力を続けて、計画的にちょっとずつ取り組むことで、どんな高みでも最後には到達するという大きな自信を得てほしい。そして、陸上=人生というような影響力のある経験をして引退を迎えてほしいと思っています。
陸上をただの部活で終わらせてしまってはだめです。残りの人生70年、80年に強く影響を残し続ける財産にしなければいけません。3年目となる陸上部を作り出すのは、君たち自身です。君たちが主役で、僕は本番以外の練習の時に外から指示を出す監督にすぎません。法政高校陸上部の3年目を君たちがどう演じ、紡ぎだしていくのか、本番が始まれば監督も一人の観客にすぎません。法政高校陸上部の熱烈なファンとして応援したいと思います。 |
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